第3回目 午前6時の焼却された紫の冠を頂く異邦の君
◆日記
この世界には心魂結束という仕組みがある。
二人の魔王が、相手に秘した言葉を互いに交わし『契約』とする。その言葉は一定期間が経つか、自分が死ぬまで相手に開示されることがない。
契約の結果がどうなるかといえば、目に見える形の恩恵はない。ただそれぞれの小さな『城』、あるいはダンジョンが、どんな時でもすぐ隣に位置するようになる。2時間おきに組み替えられるこの世界の中でもバラバラになることなく『隣同士』になる。
どういう因果か、カブリールにも心魂結束を組んだ魔王がいる。
「フレデリク・ルース」というその魔王は、宝石商でもあるらしい。プラチナブロンドの髪にアイスブルーの瞳という、カブリールとは真逆の色合いの痩せた男だ。
知り合ったきっかけは少々奇妙だった。
少し前、カブリールは多脚の姿で城の外をうろついていた。生前では全くなじみのない形態であったから(何しろ脚の代わりに腕が何本も腰から生えている)慣らし運転の意味合いもあった。
この異形の姿になるとカブリールの体のあちこちから紫水晶が生えてくる。歩きづらいし、ひっかかるし、随分とやかましい姿だが、どうにも『そうなってしまう』ので仕方がない。折り取っても再生してしまうこれらに構うことをカブリールは早々に諦めた。
そんなカブリールの紫水晶に目をとめたのが、フレデリクだった。
二人の魔王が、相手に秘した言葉を互いに交わし『契約』とする。その言葉は一定期間が経つか、自分が死ぬまで相手に開示されることがない。
契約の結果がどうなるかといえば、目に見える形の恩恵はない。ただそれぞれの小さな『城』、あるいはダンジョンが、どんな時でもすぐ隣に位置するようになる。2時間おきに組み替えられるこの世界の中でもバラバラになることなく『隣同士』になる。
どういう因果か、カブリールにも心魂結束を組んだ魔王がいる。
「フレデリク・ルース」というその魔王は、宝石商でもあるらしい。プラチナブロンドの髪にアイスブルーの瞳という、カブリールとは真逆の色合いの痩せた男だ。
知り合ったきっかけは少々奇妙だった。
少し前、カブリールは多脚の姿で城の外をうろついていた。生前では全くなじみのない形態であったから(何しろ脚の代わりに腕が何本も腰から生えている)慣らし運転の意味合いもあった。
この異形の姿になるとカブリールの体のあちこちから紫水晶が生えてくる。歩きづらいし、ひっかかるし、随分とやかましい姿だが、どうにも『そうなってしまう』ので仕方がない。折り取っても再生してしまうこれらに構うことをカブリールは早々に諦めた。
そんなカブリールの紫水晶に目をとめたのが、フレデリクだった。
NEWS
《コズミックスフィア》に不穏なうわさが流れる遠くの地で、不可解な死を遂げた魔王がいたという
その死体は黒い錆になって、苦悶の形をして死んだという
魔王変異……誰かが名付けたそれは、瞬く間に広がる
魔王は死ぬ――

「やぁやぁ、魔王たち。ルールッを守っていますか?」

「ルールッを守らないものには、死が訪れるかもしれませんねぇ」

「魔王領域を空かしてはいけませんよ。決して……そして」

「キュアを信じるのです……それ以外は、すべてまやかしです」

「遠くの地で魔王が死んだようだな。これは、ここでも起こりうる」

「力を求めすぎた者の、末路というわけだ」

「大いなる力には、危険が伴う。ということだ」

「おはよう、魔王の諸君(眼鏡クイッ)」

「レガリアの覚醒は順調だ(眼鏡クイッ)あと数時間もあれば覚醒できる(眼鏡クイッ)」

「(眼鏡クイッ)しかし、危険も多い(眼鏡クイッ)そう、変異の力だ(眼鏡クイッ)」

「変わるというものは、よいことばかりではない(眼鏡クイッ)決して元に戻れないほど、破壊されてしまうこともある(眼鏡クイッ)」

「最近の敵の動きを追っている。君たちに伝えておく。僕は報告連絡を欠かさない。すごい!」

「敵――そう、『天球統率者』以外にも、敵はいる。それは、『変異の力を持ったもの』というべきか」

「異形の存在だ。影のように不気味に存在し、篝火のように邪悪な魂を燃やしている」

「これは恐ろしい力だ。気を付けなければならない……僕は、君が心配だ。君が死ぬことを考えると……ぶるぶる!」

「僕も気を付ける。最近、『奴』の周囲を嗅ぎまわりすぎた。危ないかもしれない」

「でも、大丈夫。僕はすごい。すごいやつなんだ……僕は……」

「お前! また会ったな!!」

「まぁ、話を聞いてくれ! 俺は魔王を探している」

「俺にも、運命で結ばれた魔王がいるはずなんだ! 勇者には必ず一人いるように」

「俺の魔王を見つけたら教えてくれ! じゃな! また!」
◆訓練
知性*3の訓練をしました今回作成の知性*3が10上昇した
知性*3の訓練をしました今回作成の知性*3が11上昇した
知性*3の訓練をしました今回作成の知性*3が12上昇した
カブリールは02-氷結堂を購入した!!
◆作製
肉体系加工機を作製した!!
◆レガリア決定
暁新世界 に決定!!
◆アセンブル
見張り台に硬質グミを装備した
エントランスに02-氷結堂を装備した
通路に精神剥離器を装備した
応接間にアルイレーラを装備した
商店街にあなたの暗黒の罠を装備した
回廊に氷晶の欠片を装備した
三叉路に粗末な石造りの聖堂を装備した
闘技場にレッドドラゴンを装備した
幹部の部屋にあなたのプリンスを装備した
魔法陣に誰かの似姿(少女型・一対)を装備した
奈落にハーキュリアンを装備した
魔王領域にだるまを装備した
◆心魂結束
フレデリク・ルースと心魂結束を結成した!!
◆対象指定
対象指定……フリー
ユニオン活動
牢獄の活動記録
城の片隅にあるカブリールの自室。魔王のそれとは思えないほど質素だ。
粗末な机と椅子、古びたベッドのほかは、大量のほんがつみあげられている。
粗末な机と椅子、古びたベッドのほかは、大量のほんがつみあげられている。
経験値の訓練をしました
経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
メッセージ
ENo.82からのメッセージ>>
フレデリク
「私のことは、フレデリクでいい。魔王名など、あってなきがごとし、自分でも覚えていない程度のものだから。」
フレデリク
「ああ、こちらこそよろしく、カブリール。傍若無人な勇者や身勝手な上位存在ののさばる世界だ。我々矮小な魔王は、どうにか暮らしていきたいものだな。」
物憂げに肩を竦め、ため息をついてみせた。
——近づいてきたカブリールの姿をひたりを見据える。アイスブルーの瞳。酷く冷たく見えるが、本人的にはごく普通に接しているつもりのようだ。ただ、軽く頷きながらも、目線は彼が戴く冠に吸い寄せられるように据えられていて……
フレデリク
「なあ、君。その紫水晶……、いくらか融通してもらえないだろうか?」
唐突に。表情はあまり変わらないのに、冷たい薄青の瞳の奥は、紫水晶に似た鉱石のような冠を見る時だけ、冷たいまま奇妙に熱を孕んでいる。

「私のことは、フレデリクでいい。魔王名など、あってなきがごとし、自分でも覚えていない程度のものだから。」

「ああ、こちらこそよろしく、カブリール。傍若無人な勇者や身勝手な上位存在ののさばる世界だ。我々矮小な魔王は、どうにか暮らしていきたいものだな。」



「なあ、君。その紫水晶……、いくらか融通してもらえないだろうか?」

◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
精算
売上高 130
攻撃戦果収入10.14
支援戦果収入60.85
防衛戦果収入20.74
捕虜交換 200
戦闘報酬291
販売数補正 0.1%
売上均衡補正 4.9%
戦闘報酬均衡補正1.09%
合計現金収入446
獲得レートポイント446
収入 3300moneyがかき集められました
【!】経費 4361moneyを消費しました
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>42
◆経験値が31増加しました……
◆硬質グミ は破壊されてしまった……
◆精神剥離器 は破壊されてしまった……
◆氷晶の欠片 は破壊されてしまった……
◆レッドドラゴン は破壊されてしまった……
◆誰かの似姿(少女型・一対) は破壊されてしまった……
◆ハーキュリアン は破壊されてしまった……
◆だるま は破壊されてしまった……
◆多脚の影 は デッサンスケール を習得したようだ……
あなたは1回徳を積みました
あなたは3回カルマを重ねました
あなたは2回和解しました
攻撃戦果収入10.14
支援戦果収入60.85
防衛戦果収入20.74
捕虜交換 200
戦闘報酬291
販売数補正 0.1%
売上均衡補正 4.9%
戦闘報酬均衡補正1.09%
合計現金収入446
獲得レートポイント446
収入 3300moneyがかき集められました
【!】経費 4361moneyを消費しました
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>42
◆経験値が31増加しました……
◆硬質グミ は破壊されてしまった……
◆精神剥離器 は破壊されてしまった……
◆氷晶の欠片 は破壊されてしまった……
◆レッドドラゴン は破壊されてしまった……
◆誰かの似姿(少女型・一対) は破壊されてしまった……
◆ハーキュリアン は破壊されてしまった……
◆だるま は破壊されてしまった……
◆多脚の影 は デッサンスケール を習得したようだ……
あなたは1回徳を積みました
あなたは3回カルマを重ねました
あなたは2回和解しました
キャラデータ
名前
焼却された紫の冠を頂く異邦の君
愛称
カブリール
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プロフィール
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◆焼却された紫の冠を頂く異邦の君 黒から赤に移ろう髪、名残のような白衣、頭上に煌めく紫水晶の冠。 かりそめの玉座に座す異邦の魔王。 古い魔王の血筋の一つ『大顎の君』の末裔、その名代であると彼自身は語る。 元は人間だったようだが、死後に何らかの要因でこの世界に転生した。 普段は『カブリール』と名乗る。 落ち着いた物腰で振舞うが、子供めいた強い好奇心と残虐さ、人並み外れた激情を持つ。 それらを反映してか「壮年」「少年」「多脚の異形」の三つの姿をとる。 変身はコントロールできるようで普段は壮年の姿でいるが、それぞれの象徴する面が強く表出すると 彼の意に沿わない形で変身してしまうこともある。 また、頭上の冠に似た物体はカブリールの角であり、頭部から直接生えている。 ![]() ◆大顎の末席に座す白紙の君 カブリールのそばについて回る、ワニに似た怪物。 彼が本来のこの地の魔王であるようだが、今やすっかりその血の魔力は薄まってしまい、 魔王として施政を行うにはあまりに拙い知性しか持たない。 カブリールは彼を『タブラ』と呼ぶ。 ただ、彼はまだ成体ではない。成体になれば新たな段階に進化するかもしれない。 彼が成長するまで保護し、一人前の魔王となるまで見守るのがカブリールの役目であるらしい。 見た目は恐ろしげだが、性質は極めて温厚。 理由もなく他者を襲うことはない。 面倒を見ているカブリールに懐いているらしく、よくその小脇に抱えられている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
あなたの作製した勇者 多脚の影
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お城データ |
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ID | 種別 | 名前 | 詳細 |
---|---|---|---|
1 | --- | --- | --- |
2 | 聖魔罠:変化の罠 | あなたの変化の罠 [20] | ▼詳細 |
3 | 冷気建築:氷室 | あなたの氷室 [20] | ▼詳細 |
4 | 冷気護衛:ウィッチ | あなたのウィッチ [20] | ▼詳細 |
5 | 聖魔罠:暗黒の罠 | あなたの暗黒の罠 [20] | ▼詳細 |
6 | カルマ冷気罠:術殺しの罠 | 02-氷結堂 [20] | ▼詳細 |
7 | --- | --- | --- |
8 | 冷気護衛:プリンス | あなたのプリンス [20] | ▼詳細 |
9 | 冷気建築:氷室 | あなたの氷室 [20] | ▼詳細 |
10 | 冷気護衛:ウィッチ | あなたのウィッチ [20] | ▼詳細 |
11 | 聖魔建築:霊堂 | あなたの霊堂 [20] | ▼詳細 |
12 | 冷気護衛:プリンス | あなたのプリンス [20] | ▼詳細 |
13 | --- | --- | --- |
14 | --- | --- | --- |
15 | カルマ冷気護衛:ウィッチ | アルイレーラ [20] | ▼詳細 |
16 | --- | --- | --- |
17 | 徳冷気建築:氷室 | Rigel [20] | ▼詳細 |
18 | --- | --- | --- |
19 | --- | --- | --- |
20 | 徳聖魔建築:霊堂 | 粗末な石造りの聖堂 [20] | ▼詳細 |
21 | --- | --- | --- |
22 | 徳聖魔罠:暗黒の罠 | 肉体系加工機 [21] | ▼詳細 |
23 | --- | --- | --- |
24 | --- | --- | --- |
25 | --- | --- | --- |
26 | --- | --- | --- |
27 | --- | --- | --- |
28 | --- | --- | --- |
29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |
次回の報酬ボーナス
売上均衡補正 | 3.4% |
---|---|
戦闘報酬均衡補正 | 1.61% |
明日の戦場
作戦開始……8時00分 第2ブロック 「フリアの霧渦巻く底」
霧深き奈落。迷うもの、立ち止まるもの。栄光は、その先にある
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![]() | 骨の浮いた肋の勇者 攻撃種別:徳聖魔治療 習得魔法: ゲートオープン ペトロクラウド ディバインレギオン レベル :12.06 勇者情報:ガリガリに痩せている。骨と皮に等しい。 |
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