ENo.0049　阿山　煕＆赤田　幸

ヒカル「はぁ・・・・えらい目に遭ったなぁ・・・・」

荒らされた店内を片付けつつ愚痴をこぼす人外の青年（？）。

コウ「ですね・・・・まさか、こんな事になるなんて」

ホウ「『勇者』が、あんなに押し寄せて来るなんてなぁ・・・・」

ナン「マジ勇者やべーわｗｗｗ」

それを手伝う頭が3つ有り式神二枚を操る人外の少年。

ヒカル「流石に対策を考えないとなぁ・・・・」

コウ「ホントです・・・・とは言え、どうすべきか・・・・」

ホウ「とりあえず・・・・今回は耐久を上げて凌ぐ方向で様子を見てみるか？」

ナン「だねーしかし・・・・『魔力炉』ってワケ分からないの買っちゃったけど良いの？」

ヒカル「あーうん・・・・金が余ってたから興味本位で買ってもうたんやけど・・・・何か？」

ナン「んー・・・・何だろう、妙な感じがするんだよねー・・・・得体の知れない感じ？」

ホウ「ナンは変にカンが良いと言うか・・・・予知的なものを偶に『視る』からなぁ・・・・」

ヒカル「まじで？」

コウ「はい、ソレのお蔭かなんかは分からないですけど、何だかんだで生き残れたんですよね・・・・前の世界では」

ヒカル「さよか・・・・で、ナンくん・・・・得体が知れないとは言っても・・・・ぶっちゃけ、どんな感じのなん？」

ナン「・・・・人の気配」

コウ「え？」

ナン「何か・・・・人の気配がするよコレ・・・・ワケ分からない感じだけど、でも人の気配」

ホウ「冗談・・・・では・・・・なさそうだな？」

コウ「マジか・・・・勘弁してよ・・・・」

ヒカル「・・・・『生きている』かどうかは分かる？」

ナン「そこまでは分からないよ・・・・でも人が居る感じだよコレ？」

ヒカル「さよか・・・・とりあえず・・・・部屋の隅にでも置いて様子を見ようか？」

コウ「そう・・・・ですね・・・・」



さて・・・・勢いで買ってしまった『魔力炉』だが・・・・一体全体、どんなことを引き起こすのか・・・・今はまだ分からない。


ヒカル「やっぱり・・・・アイツらが居たら良かったなぁ・・・・『九郎』、『ニール』、『ノア』、『ネイ』・・・・それと『ペコロ』」


『魔法的』な事に詳しい『九郎』と『ペコロ』、『神話や宗教』に詳しい『ニール＆ノア＆ネイ』・・・・つくづく今回ほど来てほしいと思ったヒカルだったが・・・・嘆いても、どうしようもない事だしコウ達の力を借りて、やり過ごさないといけないと覚悟は決めている。


この先・・・・何が起こるかは、まだ未定義なのだから。

とりあえず立ててみた・・・・まぁ仮ですよ仮ｗ（ひでぇ