ENo.0049　阿山　煕＆赤田　幸

ヒカル「はぁ・・・・やっぱり『あいつら』も来てくれてたら良かったなぁ・・・・」

スマホの画面を見つつ溜め息まじりに呟くヒカル。

コウ「ヒカルさん・・・・どうしたんですか？」

ヒカル「あーいや・・・・俺の弟達も来てくれてたら良かったなぁってな・・・・」

以前、見せられたスマホの画面に映し出されるコウ達と同じような『人外』の青年。

コウ「えっと・・・・確か『ニール』さんたちでしたっけ？」

ヒカル「そう・・・・いやさコイツ等なら色々と『分かる』んじゃないかなぁと思ってさ・・・・君たちの前居た世界の事とかね？」

ホウ「と・・・・いうと？」

ヒカル「ニール達は色々と物知りでさ・・・・各地の『宗教』や『神話』とかにも造詣が深いんやよね・・・・本人は趣味で調べてるとか言ってたけど」

ナン「で・・・・それと何が関係あるの？」

ヒカル「たとえば『ドゥルガー』はヒンドゥー教に同名の女神が居てるし・・・・君たちが乗っていたと言う『ハイドラ』とかはギリシャ神話に出てくる魔物と同じ名前やしね・・・・」

コウ「あっ・・・・！」

コウ「ヒカルさんも詳しいじゃん？」

ヒカル「いや・・・・そのくらいはね・・・・TRPGとかネトゲで覚えた知識程度やけど・・・・でニール達はホンマに何かとそう言うのに詳しいんやよね？」

コウ「そうだったんですか・・・・」

ホウ「元の世界に戻ったら一度、会って話してみたいなぁ？」

ヒカル「そうしてくれるとニール達は喜ぶと思うよ・・・・やっぱりさ同じような姿の人には滅多に会えないと思うしね？」

ナン「あ～だよねぇ？」

ヒカル「あとアイツら家庭教師のバイトとかしてるから、もし君たちが勉強とか不安があるのなら教えてくれるかもよ？」

ホウ「マジか！？」

ナン「ホントに会いたいわｗ」

コウ「僕等も、そろそろ大学進学か就職か考えないといけないし・・・・何れにせよ勉強見てくれるのなら助かるよねぇ」

ヒカル「まぁ・・・・何にせよ、此処での出来事も戻ってから色々と情報を纏めたいから一度は会わなきゃな？」

コウ「ですね！」


さて・・・・色々と情報を纏めて行くと何かと、それぞれ『共通点』があるようで・・・・取り敢えず3人は分かった事をレポート用紙に書き纏めてゆくのだった。

とりあえず立ててみた・・・・まぁ仮ですよ仮ｗ（ひでぇ