第4回目 午前8時のアイオーナ&サッコ
◆日記
大樹は上のブロックへと移った。
が、それでアイオーナたちが快適になれなかったのは、どこからか現れた天球使により、光の鎖によって締め上げられてしまったからだった。
「大丈夫よ、サッコ。キュアってのを使えばいいんだわ。言われたとおりに……そうすれば、きっとみんな元通りになるわ。元通りにしてあげなくちゃ。私の間違いなんだもの……」
まともに動けなくされた部下たちを見つめ、アイオーナは言う。
「あのさ、姉ちゃん」
サッコはアイオーナを見上げた。
「魔王が変な死に方したんだって言うンだ。天球使以外にもいけ好かねェ奴がいて、そいつのせいかもしれないンだって」
自分で確かめたことではないから、自身をもって言い切ることはできない。ただ、不安が言葉を吐き出させていた。
「オイラは正直姉ちゃんに死なれたら困る。このワケわかんねートコで路頭に迷っちまうなんざたまらんからな。だからさ、その、もう少し……」
はっきり言ってしまえばいいのに、なんとなく言葉が続かない。そうしているうちに返事が来てしまう。
「……少なくとも、サッコは死なないわ」
アイオーナはサッコにさみしげな笑みを向けた。
「魔王は私で、あなたじゃないもの」
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
アイオーナにそっぽを向いてサッコは散歩に出かけた。偵察のためでもあるし、結局アイオーナのそばを決して離れようとしないケイのためにもネズミだのカエルだのをしとめて持ち帰ってやらねばならない。得物の枝分かれしたムチ・オーディアスルーツの根っこがサッコの右手の中にあり、その先端は固く緊張している。
この第三ブロックは、そこら中に魔力の導線が張り巡らされている……それらに近づくと、肌がパチパチと細かく爆ぜるような感じすらした。これがパイプのようなものなのか、あるいはブロック全体が巨大な魔法陣のようなものになっているのかはまだ区別がつかない。
いずれにせよ、サッコは油断ならなかった。アル=ゼヴィンでは大抵の生き物にとって被食者でしかないような動物も、時に強い魔力にあてられて大きく凶暴になってしまうことがあったのだ。
そもそもこんな場所に、動物の類なぞいるものか―――?
そこへ、ふと、小さな影が走り抜けた。空中に……ひらひらと、しかし俊敏であった。赫々たる魔の光のもとで、そのシルエットはコウモリのように見える。
ビューッ! サッコはオーディアスルーツを振るい、直後に持ち手を離そうとした……このムチはマジックアイテムであり、手を通じてサッコの体内で生成される麻痺毒を吸い上げて命中した相手に注ぎ込む力を持っていた。餌にする予定の小動物に毒を使うのは望ましくなかったのだ。
ところが、サッコの脳にあたる菌糸製の神経ネットワークがそのトップ・ダウン的な働きを進めていく中で違和感を算出し、サッコの魂に直談判をしにくる。
コウモリにしては、大きすぎやしないか。脚が長すぎやしないか。もちろんここは異界なのだから少しくらい妙なものがいても不思議じゃなかろう。だがそれにしたっておかしい。けど、おかしいって、何が……?
神経ネットワークは誤差を訴え続け、しかしそこに適当な意味づけがなされない。サッコの身体はいまや意志ではなくただ勢いによって単調に運動を続け、オーディアスルーツの先端はいつまで経ってもコウモリの身体に届かない。
ひとことで言うならば、まるで、夢でも、見ている、ような。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
沼から上がる。
顔についた泥を拭って後ろを振り返ると、沼の表面は薄く虹色をしていた。あたりを見回すが、霧がかかって何も見えやしない。その霧もうっすら虹色だった。なにかを思い出そうとしてみるが、うまくいかない。
が、とりあえず動かないわけにはいかなくて、湿った草の上を歩いていく。
ほどよい冷たさが、気持ちよかった……気づけば裸足になっているし、それどころか服すら消えていた。
やがて、霧の中にぼんやりと、影が見えてきた。大きな丸っこい影と、その上に一本立った細いシルエット……
「お、おっちゃん!?」
サッコ・ベノの心は、一気に覚醒した。疑いと警戒とを忘れさせられたままで。
草を踏み、泥をはねちらかしながら走る。どんどん、目の前の姿がはっきりしてくる。牛をニ、三頭は呑み込んでしまえそうな巨大なカエルと、その背中には、虫の男が座っている。
サッコにとって、忘れられない人だった。
「おっちゃん! メークのおっちゃん……!」
走る。ただ、走る。
「オイラだよッ! サッコ・ベノだよォッ! おおーいッ……!!」
力の限り叫んだ時、ふいに脚が地面を捉えそこねた―――濡れた草で滑ったのか、サッコは勢いよく地面に叩きつけられた。
だが、痛みなど知ったことか。再び泥まみれになった顔を上げた時……
サッコは、停止しなくては、ならなかった。
「……おっ、ちゃん……?」
虫人メークに、顔が無い。
目と口があるべき場所に、流動する濃い虹色の膜が張られている。その下のカエルも、身体が虹色に変色しつつある。
「お、おい……畜生ッ!」
サッコはここにきて、生きるために必要な恐怖心を取り戻した……この虹色の何かはつい数時間前、アイオーナと自分に襲いかかってきたあの陽炎と同じものだ!
わかった時には、巨大なカエルが大口を開けその長い舌でサッコをその中に招き入れようとしていた。サッコは自らの懐を探るがオーディアスルーツは無い。それどころか、今の自分は裸だ。
「チィーッ!」
すがるように、サッコは念じた―――湿地のそこかしこで何かが蠢いたかと思うと、一斉にしずくを撒き散らして伸び上がった。
地面に潜むキノコやカビの菌糸たちが、サッコに命じられるまま、針と糸の群れのようになって虹色のカエルと虫人に飛びかかる。が……
その時、風が吹いた。気流ではない。目に見えぬ圧力、プレッシャーとでもいうべきものが、同じ働きをしたらしい……さりとて暴力的なものではない。むしろ包み込み、空しくさせるようなものだ。菌糸たちは次々と勢いを失い、しおれ、分解されていった。
「アッ、ア……!」
万策尽きた。あと残されているのは麻痺毒くらいのものだ。それも、こいつらが生き物なのかどうかわからない以上、効き目などないかもしれない。
カエルの舌が、迫ってくる……こいつに食べられたら、死ぬのだろうか? それとも、どうなる?
それを知るより早く、サッコの身体はなにかに持ち上げられ、空中に運ばれた。
「は……!?」
柔らかいものが当たっている。見ると、女の胸らしい。
見上げると、まともな顔が一つあった。
「なんかわかんないけど、もう安心するんよ。あんなのからは逃げるに限るって」
その女性は落ち着かせるようにサッコに言った。
彼女は翼を持っていて、それで飛んでいるようだ。しばらく高度が上がり、雲の中に入ると、サッコの視界は真っ白になった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
再びサッコが目を開けると、あの魔力線がそこら中を駆け巡っている天井が見えた。
服や靴の感触もきちんとあるし、身体を起こしてみればオーディアスルーツも手の中にある。
「おはよう」
先ほどまで担いでくれていた女性が目の前にいる。人型の姿で、コウモリの翼が生えている。
「夢魔族、か……」
「ウン?」
ピンと来ない様子に、サッコはこれ以上言葉を続けるのをやめた。こちらでは別な呼び名があるはずだ。
「オイラは、サッコ。サッコ・ベノ。アイオーナ・リアーナって魔王を聞いたことがあるかどうかも知らねーが、そいつのお手伝いみたいなもんだ」
「ふーん。なんか、珍しいモンスターだね?」
「ヨソに行ったらよく言われるさ……で、アンタは?」
「あ、あぁ、ごめん。ウチはサキュバスのエッショ・ベーベ。なかなか雇われなんでヒマしてます」
「ふうん。じゃあオイラたちンとこ来るか? もう時間ねえだろうからさっさと戻らないと……」
「え、マジ? 行きます行きます。願わくば長いお付き合いに」
すんなり決まってしまった。誘っておいてなんだが、あまりいろいろ考えているタイプには思えない。それでもアイオーナにはいい知らせにはなるはずだ。
だから、帰り道で伝えるべきことは伝えておかないといけなかった。
「さっきさ、オイラ……アンタをムチで打っちまったかもしれねえ。悪いな」
「へ、そうなの?」
きょとんとするエッショ。
「え、ああ、多分……コウモリに化けたりできるんだろ、アンタ?」
「まあ、それはそうだけども……うん、全然わかんなかった。だから気にしようがないよ」
「お、おう?」
サッコとエッショは、赤々と照らされる大樹に向かい、並んで歩いていった。
が、それでアイオーナたちが快適になれなかったのは、どこからか現れた天球使により、光の鎖によって締め上げられてしまったからだった。
「大丈夫よ、サッコ。キュアってのを使えばいいんだわ。言われたとおりに……そうすれば、きっとみんな元通りになるわ。元通りにしてあげなくちゃ。私の間違いなんだもの……」
まともに動けなくされた部下たちを見つめ、アイオーナは言う。
「あのさ、姉ちゃん」
サッコはアイオーナを見上げた。
「魔王が変な死に方したんだって言うンだ。天球使以外にもいけ好かねェ奴がいて、そいつのせいかもしれないンだって」
自分で確かめたことではないから、自身をもって言い切ることはできない。ただ、不安が言葉を吐き出させていた。
「オイラは正直姉ちゃんに死なれたら困る。このワケわかんねートコで路頭に迷っちまうなんざたまらんからな。だからさ、その、もう少し……」
はっきり言ってしまえばいいのに、なんとなく言葉が続かない。そうしているうちに返事が来てしまう。
「……少なくとも、サッコは死なないわ」
アイオーナはサッコにさみしげな笑みを向けた。
「魔王は私で、あなたじゃないもの」
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
アイオーナにそっぽを向いてサッコは散歩に出かけた。偵察のためでもあるし、結局アイオーナのそばを決して離れようとしないケイのためにもネズミだのカエルだのをしとめて持ち帰ってやらねばならない。得物の枝分かれしたムチ・オーディアスルーツの根っこがサッコの右手の中にあり、その先端は固く緊張している。
この第三ブロックは、そこら中に魔力の導線が張り巡らされている……それらに近づくと、肌がパチパチと細かく爆ぜるような感じすらした。これがパイプのようなものなのか、あるいはブロック全体が巨大な魔法陣のようなものになっているのかはまだ区別がつかない。
いずれにせよ、サッコは油断ならなかった。アル=ゼヴィンでは大抵の生き物にとって被食者でしかないような動物も、時に強い魔力にあてられて大きく凶暴になってしまうことがあったのだ。
そもそもこんな場所に、動物の類なぞいるものか―――?
そこへ、ふと、小さな影が走り抜けた。空中に……ひらひらと、しかし俊敏であった。赫々たる魔の光のもとで、そのシルエットはコウモリのように見える。
ビューッ! サッコはオーディアスルーツを振るい、直後に持ち手を離そうとした……このムチはマジックアイテムであり、手を通じてサッコの体内で生成される麻痺毒を吸い上げて命中した相手に注ぎ込む力を持っていた。餌にする予定の小動物に毒を使うのは望ましくなかったのだ。
ところが、サッコの脳にあたる菌糸製の神経ネットワークがそのトップ・ダウン的な働きを進めていく中で違和感を算出し、サッコの魂に直談判をしにくる。
コウモリにしては、大きすぎやしないか。脚が長すぎやしないか。もちろんここは異界なのだから少しくらい妙なものがいても不思議じゃなかろう。だがそれにしたっておかしい。けど、おかしいって、何が……?
神経ネットワークは誤差を訴え続け、しかしそこに適当な意味づけがなされない。サッコの身体はいまや意志ではなくただ勢いによって単調に運動を続け、オーディアスルーツの先端はいつまで経ってもコウモリの身体に届かない。
ひとことで言うならば、まるで、夢でも、見ている、ような。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
沼から上がる。
顔についた泥を拭って後ろを振り返ると、沼の表面は薄く虹色をしていた。あたりを見回すが、霧がかかって何も見えやしない。その霧もうっすら虹色だった。なにかを思い出そうとしてみるが、うまくいかない。
が、とりあえず動かないわけにはいかなくて、湿った草の上を歩いていく。
ほどよい冷たさが、気持ちよかった……気づけば裸足になっているし、それどころか服すら消えていた。
やがて、霧の中にぼんやりと、影が見えてきた。大きな丸っこい影と、その上に一本立った細いシルエット……
「お、おっちゃん!?」
サッコ・ベノの心は、一気に覚醒した。疑いと警戒とを忘れさせられたままで。
草を踏み、泥をはねちらかしながら走る。どんどん、目の前の姿がはっきりしてくる。牛をニ、三頭は呑み込んでしまえそうな巨大なカエルと、その背中には、虫の男が座っている。
サッコにとって、忘れられない人だった。
「おっちゃん! メークのおっちゃん……!」
走る。ただ、走る。
「オイラだよッ! サッコ・ベノだよォッ! おおーいッ……!!」
力の限り叫んだ時、ふいに脚が地面を捉えそこねた―――濡れた草で滑ったのか、サッコは勢いよく地面に叩きつけられた。
だが、痛みなど知ったことか。再び泥まみれになった顔を上げた時……
サッコは、停止しなくては、ならなかった。
「……おっ、ちゃん……?」
虫人メークに、顔が無い。
目と口があるべき場所に、流動する濃い虹色の膜が張られている。その下のカエルも、身体が虹色に変色しつつある。
「お、おい……畜生ッ!」
サッコはここにきて、生きるために必要な恐怖心を取り戻した……この虹色の何かはつい数時間前、アイオーナと自分に襲いかかってきたあの陽炎と同じものだ!
わかった時には、巨大なカエルが大口を開けその長い舌でサッコをその中に招き入れようとしていた。サッコは自らの懐を探るがオーディアスルーツは無い。それどころか、今の自分は裸だ。
「チィーッ!」
すがるように、サッコは念じた―――湿地のそこかしこで何かが蠢いたかと思うと、一斉にしずくを撒き散らして伸び上がった。
地面に潜むキノコやカビの菌糸たちが、サッコに命じられるまま、針と糸の群れのようになって虹色のカエルと虫人に飛びかかる。が……
その時、風が吹いた。気流ではない。目に見えぬ圧力、プレッシャーとでもいうべきものが、同じ働きをしたらしい……さりとて暴力的なものではない。むしろ包み込み、空しくさせるようなものだ。菌糸たちは次々と勢いを失い、しおれ、分解されていった。
「アッ、ア……!」
万策尽きた。あと残されているのは麻痺毒くらいのものだ。それも、こいつらが生き物なのかどうかわからない以上、効き目などないかもしれない。
カエルの舌が、迫ってくる……こいつに食べられたら、死ぬのだろうか? それとも、どうなる?
それを知るより早く、サッコの身体はなにかに持ち上げられ、空中に運ばれた。
「は……!?」
柔らかいものが当たっている。見ると、女の胸らしい。
見上げると、まともな顔が一つあった。
「なんかわかんないけど、もう安心するんよ。あんなのからは逃げるに限るって」
その女性は落ち着かせるようにサッコに言った。
彼女は翼を持っていて、それで飛んでいるようだ。しばらく高度が上がり、雲の中に入ると、サッコの視界は真っ白になった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
再びサッコが目を開けると、あの魔力線がそこら中を駆け巡っている天井が見えた。
服や靴の感触もきちんとあるし、身体を起こしてみればオーディアスルーツも手の中にある。
「おはよう」
先ほどまで担いでくれていた女性が目の前にいる。人型の姿で、コウモリの翼が生えている。
「夢魔族、か……」
「ウン?」
ピンと来ない様子に、サッコはこれ以上言葉を続けるのをやめた。こちらでは別な呼び名があるはずだ。
「オイラは、サッコ。サッコ・ベノ。アイオーナ・リアーナって魔王を聞いたことがあるかどうかも知らねーが、そいつのお手伝いみたいなもんだ」
「ふーん。なんか、珍しいモンスターだね?」
「ヨソに行ったらよく言われるさ……で、アンタは?」
「あ、あぁ、ごめん。ウチはサキュバスのエッショ・ベーベ。なかなか雇われなんでヒマしてます」
「ふうん。じゃあオイラたちンとこ来るか? もう時間ねえだろうからさっさと戻らないと……」
「え、マジ? 行きます行きます。願わくば長いお付き合いに」
すんなり決まってしまった。誘っておいてなんだが、あまりいろいろ考えているタイプには思えない。それでもアイオーナにはいい知らせにはなるはずだ。
だから、帰り道で伝えるべきことは伝えておかないといけなかった。
「さっきさ、オイラ……アンタをムチで打っちまったかもしれねえ。悪いな」
「へ、そうなの?」
きょとんとするエッショ。
「え、ああ、多分……コウモリに化けたりできるんだろ、アンタ?」
「まあ、それはそうだけども……うん、全然わかんなかった。だから気にしようがないよ」
「お、おう?」
サッコとエッショは、赤々と照らされる大樹に向かい、並んで歩いていった。
NEWS
《コズミックスフィア》に現れた影突如として現れた、謎の集団
篝火が燃えるその姿は、漆黒の影をまとい
あなたに向かって、殺意を向ける
最初の敵が、現れたのだ――
天球使『フォートリエ』
「むっ、この気配……我々の秩序を乱す、何かが……」
天球使『フォートリエ』
「あなたたちは、誰なのです!?」
天球使『フォートリエ』
「我々の秩序を乱すのならば、我々の味方ではない、ということ」
天球使『フォートリエ』
「報告しなければ……天球統率者に」
天球使『リヴァリエ』
「なるほど、文献にあった通りだ」
天球使『リヴァリエ』
「奴らは……「カーテンコールの影」と呼ばれている」
天球使『リヴァリエ』
「まさに、終幕を下すもの、ということだ」
?????からのメッセージ
「魔王の諸君、元気かな(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「敵が現れた(眼鏡クイッ)しかし、恐れることはない(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「(眼鏡クイッ)これこそが、レガリア覚醒に伴う障壁なのだ(眼鏡クイッ)変異の力を、我々は手に入れる(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「負けないでほしい(眼鏡クイッ)信じている……魔王の力を(眼鏡クイッ)」
『スバタ』の着ていた白いローブが落ちている
それは、ゆっくりと蠢いていた
ローブの下にあったのは、半透明の、濁った粘液だ
「それ」は、ずるずると身を引きずって、どこへともなく動いている
呻きが漏れている――「ウウ……ウウウ…………」
カーテンコールの『影』
「オオオオ……オオオオオオオ!!!!」
勇者『テオ』
「お前! また会ったな!!」
勇者『テオ』
「なんかヤバイ敵が現れたみたいだな!!」
勇者『テオ』
「でも、俺は信じているぜ。魔王を倒すのはいつだって勇者だ!」
勇者『テオ』
「それ以外のどんな奴に対しても、魔王は無敵だ!」
◆訓練
アイオーナ・リアーナは《閉塞する花》を購入した!!
アイオーナ・リアーナはふつうの鉄鎖の罠-0を購入した!!
アイオーナ・リアーナはミニ白もふを購入した!!
アイオーナ・リアーナは何処ぞの淫魔・ミラージュを購入した!!
アイオーナ・リアーナは健全サキュバス【シェヘラザード】を購入した!!
◆作製
◆レガリア決定
天光天摩 に決定!!
◆アセンブル
見張り台にふつうの熱砂-0を装備した
エントランスに《閉塞する花》を装備した
通路にふつうの鉄鎖の罠-0を装備した
応接間にBeluluFloce:Pn-Adoを装備した
商店街にあるらうねな式神くんを装備した
回廊に《閉塞する花》を装備した
三叉路に健全サキュバス【シェヘラザード】を装備した
闘技場にミニ白もふを装備した
幹部の部屋にこんぶを装備した
魔法陣に何処ぞの淫魔・ミラージュを装備した
奈落に桜一枝を装備した
魔王領域にすいかを装備した
◆心魂結束
◆対象指定
対象指定……フリー
ユニオン活動
経験値の訓練をしました
経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
精算
売上高 72
攻撃戦果収入13.12
支援戦果収入10.9
防衛戦果収入18.46
捕虜交換 320
戦闘報酬362
売上均衡補正 4.3%
戦闘報酬均衡補正9.3%
合計現金収入494
獲得レートポイント494
【!】摘発 あなたのダンジョンは摘発されました……
収入 3400moneyがかき集められました
【!】経費 3622moneyを消費しました
◆経験値が34.12増加しました……
◆流浪の徳火炎魔術型勇者 は カオティックロウ を習得したようだ……
あなたは5回徳を積みました
あなたは2回和解しました
ふつうの熱砂-0の強度が 21.08 になった!!
《閉塞する花》の強度が 21.08 になった!!
ふつうの鉄鎖の罠-0の強度が 22.08 になった!!
BeluluFloce:Pn-Adoの強度が 21.08 になった!!
あるらうねな式神くんの強度が 21.08 になった!!
《閉塞する花》の強度が 22.08 になった!!
《閉塞する花》から 1.74 ポイントの経験値還元を受けた!!
健全サキュバス【シェヘラザード】の強度が 22.08 になった!!
健全サキュバス【シェヘラザード】から 0.49 ポイントの経験値還元を受けた!!
ミニ白もふの強度が 22.08 になった!!
ミニ白もふから 5 ポイントの経験値還元を受けた!!
こんぶの強度が 21.08 になった!!
何処ぞの淫魔・ミラージュの強度が 22.08 になった!!
何処ぞの淫魔・ミラージュから 1.74 ポイントの経験値還元を受けた!!
桜一枝の強度が 21.08 になった!!
すいかの強度が 21.08 になった!!
攻撃戦果収入13.12
支援戦果収入10.9
防衛戦果収入18.46
捕虜交換 320
戦闘報酬362
売上均衡補正 4.3%
戦闘報酬均衡補正9.3%
合計現金収入494
獲得レートポイント494
【!】摘発 あなたのダンジョンは摘発されました……
収入 3400moneyがかき集められました
【!】経費 3622moneyを消費しました
◆経験値が34.12増加しました……
◆流浪の徳火炎魔術型勇者 は カオティックロウ を習得したようだ……
あなたは5回徳を積みました
あなたは2回和解しました
ふつうの熱砂-0の強度が 21.08 になった!!
《閉塞する花》の強度が 21.08 になった!!
ふつうの鉄鎖の罠-0の強度が 22.08 になった!!
BeluluFloce:Pn-Adoの強度が 21.08 になった!!
あるらうねな式神くんの強度が 21.08 になった!!
《閉塞する花》の強度が 22.08 になった!!
《閉塞する花》から 1.74 ポイントの経験値還元を受けた!!
健全サキュバス【シェヘラザード】の強度が 22.08 になった!!
健全サキュバス【シェヘラザード】から 0.49 ポイントの経験値還元を受けた!!
ミニ白もふの強度が 22.08 になった!!
ミニ白もふから 5 ポイントの経験値還元を受けた!!
こんぶの強度が 21.08 になった!!
何処ぞの淫魔・ミラージュの強度が 22.08 になった!!
何処ぞの淫魔・ミラージュから 1.74 ポイントの経験値還元を受けた!!
桜一枝の強度が 21.08 になった!!
すいかの強度が 21.08 になった!!
キャラデータ
名前
アイオーナ&サッコ
愛称
アイオーナ・リアーナ
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あなたは摘発されています。違法性の少ないユニットを選んで装備し、キュアの魔法を発動させなければなりません キュアを発動させるには、レガリアに天光天摩か暁新世界を選択する必要があります プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<アイオーナ・リアーナ> 五百年前の魔王の一人、クアン・マイサの配下だったハーピィ。 コールドスリープによって時を超え、自らが新たな魔王として旗揚げした。 ちょっと引っ込み思案で弱気だったけどやるときはやる人。 <サッコ・ベノ> 毒キノコじみた見た目の少年。 アル=ゼヴィンなる世界からやってきたという。 斜に構えたいお年頃。 <ケイ> 羽の生えた蛇。雌。 アイオーナのペット、みたいなもの。 PL: 切り株 四城半のクアン・マイサというキャラの日誌と繋がっているお話になります | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
あなたの作製した勇者 流浪の徳火炎魔術型勇者
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5 __6__7__8__9_10_11 _12_13_14_15_16_17 _18_19_20_21_22_23 |
お城データ |
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ID | 種別 | 名前 | 詳細 |
---|---|---|---|
1 | 虚空物理建築:植物 | 《閉塞する花》 [22.08] | ▼詳細 |
2 | 徳物理罠:鉄鎖の罠 | ふつうの鉄鎖の罠-0 [22.08] | ▼詳細 |
3 | 徳火炎護衛:サキュバス | ミニ白もふ [22.08] | ▼詳細 |
4 | 徳火炎護衛:サキュバス | 何処ぞの淫魔・ミラージュ [22.08] | ▼詳細 |
5 | 徳火炎護衛:サキュバス | 健全サキュバス【シェヘラザード】 [22.08] | ▼詳細 |
6 | --- | --- | --- |
7 | --- | --- | --- |
8 | --- | --- | --- |
9 | --- | --- | --- |
10 | --- | --- | --- |
11 | --- | --- | --- |
12 | --- | --- | --- |
13 | --- | --- | --- |
14 | --- | --- | --- |
15 | --- | --- | --- |
16 | --- | --- | --- |
17 | 徳物理護衛:アルラウネ | BeluluFloce:Pn-Ado [21.08] | ▼詳細 |
18 | 徳物理護衛:アルラウネ | あるらうねな式神くん [21.08] | ▼詳細 |
19 | 徳物理護衛:アルラウネ | こんぶ [21.08] | ▼詳細 |
20 | 徳物理護衛:アルラウネ | すいか [21.08] | ▼詳細 |
21 | 虚空物理罠:鉄鎖の罠 | 《閉塞する花》 [21.08] | ▼詳細 |
22 | 虚空物理護衛:アルラウネ | 桜一枝 [21.08] | ▼詳細 |
23 | 虚空火炎建築:熱砂 | ふつうの熱砂-0 [21.08] | ▼詳細 |
24 | --- | --- | --- |
25 | --- | --- | --- |
26 | --- | --- | --- |
27 | --- | --- | --- |
28 | --- | --- | --- |
29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |
次回の報酬ボーナス
売上均衡補正 | 5.2% |
---|---|
戦闘報酬均衡補正 | 8.27% |
次の戦場
作戦開始……10時00分 第3ブロック 「紅い術導陣モース」
魔術が張り巡らされた場所。紅い光の回路が壁を走る
ID-1 Henyey track |
ID-2 ジェネラル・上流桜子・クウォーターズ |
ID-3 ウィープ=スキレット |
ID-4 ベールゼール |
ID-5 アマルボルグ公 |
ID-6 氷霧の魔王 |
ID-7 ぷりーずぷれすみー |
ID-8 モナルカ・リンベルム |
ID-9 花と羽毛と群棲の魔王 |
ID-10 亡き砂の呪術師『ファーブルトン』 |
ID-11 古き祭の仕掛け人 |
ID-12 目覚しき顆粒の魔王『ナルコチーノ』 |
ID-13 魂取り |
ID-14 大家 桐花 |
ID-15 『アンナロッテ』 |
ID-16 ぽかぽか魔王『アンドレシア』 |
ID-17 蘇りし悪魔マテ |
ID-18 アイオーナ&サッコ |
ID-19 暴食王 |
ID-20 果ての城のシバン |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
ID-51 篝火の破者 |
ID-52 篝火の破者 |
ID-53 篝火の破者 |
ID-54 篝火の破者 |
ID-55 篝火の破者 |
ID-56 篝火の破者 |
ID-57 篝火の破者 |
ID-58 篝火の破者 |
ID-59 篝火の破者 |
ID-60 篝火の破者 |
ID-61 篝火の破者 |
ID-62 篝火の破者 |
ID-63 篝火の破者 |
ID-64 篝火の破者 |
ID-65 篝火の破者 |
ID-66 篝火の破者 |
ID-67 篝火の破者 |
ID-68 篝火の破者 |
ID-69 篝火の破者 |
ID-70 篝火の破者 |
【変異】篝火の破者 攻撃種別:カルマ聖魔魔術 習得魔法: ジャッジメント ヘヴンズロウ コールドウェイブ サイコスフェア レベル :12.15 勇者情報:カーテンコールの『影』 |