ENo.0017　阿山 煕＆阿山 ニール

ニール「・・・・・・・・」

ノア「・・・・・・・・」

ネイ「・・・・・・・・」

何かを、じっと見つめる多頭、有翼、植物混じりの青年達。

ヒカル「おう・・・・どうしたお前ら・・・・って、うわ・・・・何やコレ！？」

『ソレ』を見て若干、驚く頭から触手状の眼と四つ眼、有翼の中年・・・・否、（自称）青年。

ニール「・・・・驚くと言う事はヒロ兄ちゃんが原因て訳やないみたいやな・・・・」

ヒカル「何やねん！いっつも俺が原因みたいな事言うて！！」

ノア「えっ？」

ネイ「えっ？」

ヒカル「えっ？」

ニール「こほん！取り敢えずヒロ兄ちゃんが原因じゃないって言うなら・・・・コレは一体どうなってるんだ？」

そう言い『召喚』した『ユニット』を見回すニール。
そのユニットの姿は・・・・。

ヒカル「・・・・コレは酷いな・・・・マジ如何して、こうなった？」

ニール「それは僕が知りたいよ！ホンマに何で、こうなったのだか・・・・」

ノア「何故か『エンジェル』を宿らせた式神が『ニワトリ』になってたり・・・・」

ネイ「元々いた『ジャイアント』が何で『ハマチ』に、なってるねん・・・・」

ニール「あっ・・・・でも、もう一体の『ジャイアント』に関しては『ケルベロス（ΚΕΡΜΠΕΡΟΣ）』の空きデータ部分に宿らせちゃったんだけどね？」

ヒカル「ニール・・・・お前がソレやったのが原因じゃ？」

ニール「いや・・・・それは無いと思いたい・・・・てか、あくまで弄ったのは一体だけやし・・・・てか、こういう変化をさせそうなのは寧ろ・・・・」

ヒカル「一人、居てるな・・・・そう言うのを『使い魔』にしている奴が・・・・」

ノア「・・・・『シロ』兄ちゃんか」

ネイ「でも・・・・幾らなんでも、それは無いだろ・・・・シロ兄ちゃんは、どうせ今頃は部屋に籠ってネトゲでもしているだろうよ？」

ニール「そうなんだろうけど・・・・何だろう何か引っかかるんやよなぁ・・・・」

ヒカル「・・・・とりあえず原因を、ぼちぼち調べつつ先に進まないとな」

ノア「せやね・・・・とりあえず一か所に留まるのも危険やしな？」

ネイ「だな・・・・じゃあ行くか」

ニール「了解・・・・まぁ・・・・言う事は聞いてくれるみたいやし・・・・当分はコレで様子を見てみるよ」

ヒカル「まぁ・・・・何とかなれば、ええな？」


と・・・・言いつつ『コズミックスフィア』の『ダンジョン』を歩き進むヒカル達・・・・。


だが・・・・彼等の背後に『何か』が、こそこそとついて来ている事に気が付いていないようだ。


そう・・・・『玉葱』に『一つ眼』がついた小さな『魔法生物』に・・・・。

とりあえず、つくっただけｗ