第3回目 午前6時のアイオーナ&サッコ
◆日記
少しくらいは休ませてもらえるものだと思っていたが、そうでもないらしい。
まず、ふと大樹のウロから外を見たアイオーナは、周りの景色がまるごと転換してしまうのを見て、サッコを起こしに行かなくてはならなくなった。
とりあえず周囲を調べ回る中で、ここがどうも戦場の最底辺であるらしいことを聞いた。
それは、moneyを奪いマーケットに還元する魔王の使命を、ろくに果たせていないらしい、ということだった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
大樹も心なしか萎れて見えた。この底抜けの天井の下には太陽のようなものがあって光がさしてくる。
最も下だというのならむしろ光量そのものは多いはずなのだが、それなのに力がないようだった。
「参ったね。オイラ、根っこ張っちまったかしら」
上半身を裸にしたサッコの背中からお尻にかけて、まだちらちらと菌根が残っている。始末をするようなものではないらしくそのまま服を着てしまった。
「……サッコのせいじゃないよ。私が稼げなかったからいけないの」
「は……?」
サッコはなにか言いたそうだったが、アイオーナは隙を与えてくれなかった。
「クアンがやったようにすれば、なんとかなるって思ってたけど、甘ったれだったね。難しいな、魔王って。エヘヘ……」
「エヘヘじゃねーよ馬鹿。あの半鳥族仲間どこいったんだよ」
半鳥族。アル=ゼヴィンではハーピィのことをそう呼ぶらしかった。
「うん、はぐれちゃった……ってか、状況的に、たぶん逃げられたんだと思う。どうせならみんな、魔王に雇われてでも上のブロックでいい暮らしがしたいんだろうしね」
無理のある笑みを向けられて、サッコは眉をピクピク動かす。
「そ、それさ、止めようと思えば止めれたんじゃねーのかよ。アイオーナの姉ちゃんは魔王だろ。あの狭っこいトコの中でだけなら好き放題できンだろ」
「わかってる、わかってるけど……でも、こんなことになってまで、止められるわけないじゃん。自由に飛べないのって、私たちにとってはほんとにつらいんだよ。そんなの、強いれるわけ……」
サッコの顔から、怒りが蒸散していくようだった。
それがほんの一瞬アイオーナに安心をさせる、というのは間違いだった。
「ったく、ホント甘ったれだな姉ちゃん。呆れてものも言えねーわ」
向けられた目線は、あくまで冷たい。
「オイラが他に行くアテないからここにいるんだっての、忘れんなよ。そのケイって蛇もそう思ってんじゃないのか?」
それを聞いて、アイオーナの尖った耳がぴくんと跳ねた。
「ち……っ」
ケイが、自分を見捨てる。
クアンを感じさせるものに見捨てられる。
―――クアン・マイサに、見捨てられる。
「違う!」
意図しないほどに、大きな声が出る。
「ケイが見捨てるなんて、見捨てるなんて……! ケイは、誰がいなくなってもケイだけはずっと私と一緒だったの! この底抜け天井に出てきてから、ずっと……!!」
涙腺が緩むのを感じた。魔王であるからには、抑えねばならない弱さだった。
「じゃあ考えてみろよ。これからどうやって、他の奴らを蹴落として上に戻んのか」
「け、蹴落とす、って……」
「他にどんな表現があるよ。商売なんてしょせんは蹴落とし合いだろうが」
それしかないのか。アイオーナはなんとか返事をしようと、自分の心を絞るようにしてみた。
「何とか、仲良くするんじゃ……駄目かな……」
「馬鹿が」
サッコは背を向け、どこかへ歩き去ってしまった。
ふと下を見ると、ケイが物珍しそうにそこらを這い回っている。今にも羽ばたきだして、どこかに行ってしまいそうな気がして、アイオーナには恐ろしかった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
大樹の中の部屋で、アイオーナは一人椅子に座り、集められた限りの紙に考え事を書き連ねる。
たった二時間のうちに勇者は現れ、相手をし、成績に応じて場所の振り分けがなされることになっている。少しでも早く結論を出して、実行するための準備をしなくてはならない。
「……はぁ」
蹴落とすしかない、とサッコは言った。それは正しい姿勢だと思うけれど、彼女にとってためらいなく実行できるものではない。
どれだけ世界を広くしようと、どれだけルール改正をしようと、生きていけるものと生きていけないものはどこかでどうしても分けられてしまうというのは、抗えない真理だったが、アイオーナは認めたくなかったのだ。
それで、ふと思い立った。これまで見てきた中で、勇者とは和解することもできるとはわかっている。
アイオーナは席を立ち、大樹の外へ出ていった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
大樹の他にも、探せば自然はあるものだった。
首にかけたケイを翼で支えてやりながら、草の中を分け入って進んでいくと、ふとアイオーナは視線と、香りに気づく。
「あの……」
それがなんだかわかっていたかのように、振り向きながら声を発する。その先には、薄緑の肌をして、緑と花とをまとった人型の生き物がいた。
アルラウネの一族だった。
「……こんにちは?」
少し待つ。
返事はない。
「あの、お時間ありまして?」
やはり、答えない。
ほんのりとくる香りは、悪いものではなかった。ただ、それだけで彼女がアイオーナに抱く印象を決めつけられるものでもない。好意を示してくれているのかもしれないし、罠を仕掛けようとしているかもしれない。
魔王なのだから強引に連れ帰ってしもべにしてしまったって構わないのだが、それはやりたくなかった。
「えっと……私、魔王なんです。だけど、なるだけ勇者と和解をしてみたいって思ってます。だから、もしよろしかったら、協力してもらえないかって……」
とりあえず目的だけでも伝えれば、何か反応してくれるかもしれない。
が、そう考えたところに、ヒュッ! 鋭く、緑色の何かが、アイオーナをめがけて飛んできた。
ケイがとっさに首から離れ、その牙で食い止めにかかったようにも見えたが、アイオーナ自身は何もできない。身体にスピンがかかってしまい、回りながら草の中に倒れ込む。
世界が回る。回って回って、あの緑色のが上を通過し、なおもどこかへ延びて……ビシィ! なにかに当たった。
アイオーナはなんとか寝返りを打って、身体を起こす。
その先に、揺らめくものがあった。陽炎のようだが、輪郭がある。シャボン玉のような虹色をしている。緑色の何かは、アルラウネが伸ばしたツタだった。それを何事もなかったかのように受け止めている。
虹の陽炎がゆらめき、ツタを放り返す。その間に、なぜだか色が濃くなってくるような気がした。
「伏せろーッ!」
聞き覚えのある子どもの声。目の前で、陽炎は光りだしてすらきた。
「姉ちゃァんッ―――!」
陽炎の後ろからサッコが駆け寄ってきて、わざと転ぶように地面に倒れた。
直後、バゥッ! 陽炎の放つ光は表面の十数箇所で収束し、それぞれが一直線の光芒となって放たれた。
その一つが、アイオーナの頬をかすめた時、彼女の世界は虹に染まっていった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
薄い虹色の空の中を、アイオーナは翼を動かしもせずに飛んでいた。
ここがどこなのかはわからない。けれど、不思議と疑問には思わない。
ふと、虹色の中に人の顔を見つける。
男とも女ともつかないような、真っ白い顔をしたプリンスだった。
「シンイ……!?」
顔をめがけて、アイオーナは羽ばたく。
彼こそが育ての親だ。行き場をなくした魔族たちを、魔王の良きパートナーとするために育ててきた男だった。
魔王のものになるだけの未来など、アイオーナは好きではなかったし、それはかつてクアンにも言ったことだ。
けど、実際魔王のもとで働いてみて、魔王にすらなってみて、何よりも悩みを抱えてしまった今となっては、この男にずっと会えなかったことがなぜだか寂しくなってくる。
……面倒を見てくれる人としては、彼は十二分に良かったのだ。
「シンイ……! 私です、アイオーナです!」
声を発しながら羽ばたくが、その顔は全く近づいてこない。
「シンイッ! シンイ―――!」
羽ばたき続ける。
だんだん息が切れてくる。空の虹色がどこまでも薄まって、白く―――
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
目を開く。
複雑に走る枝と、それらに連なる無数の葉っぱが視界を埋めている。
身体を起こしてまわりを見ると、あの大樹の下だった。
「起きたか、姉ちゃん」
サッコがいる。近くに座って、見ててくれていたらしい。
「サッコ、私……どうしてたの?」
「あのヘンなのにやられて気絶してたンだよ。ケイも無事だ。あと……あの、花人族……じゃねえな、アルラウネの姉ちゃんも」
脇を見ると、確かに彼女がいる。もう目覚めてはいるようだが、ぼうっとしていた。
「こいつのいた草場、メチャメチャだよ。虹色のヤツに乗っ取られちまって、入れやしねえ」
サッコは耳打ちで教えてくれた。
「……そう」
あの虹色の陽炎がなんなのかはわからないが、そこまで危険なものだったのだろうか。
敵は勇者だけではないのか。
「おい、姉ちゃん」
ふと気づくと視界から消えていたサッコが、湯気を立てるお椀を一つ持って戻ってくる。
なけなしの野菜が入ったスープらしかった。
「飲んどけ。起き立てでアレだけど、そろそろ勇者が来そうだ」
まず、ふと大樹のウロから外を見たアイオーナは、周りの景色がまるごと転換してしまうのを見て、サッコを起こしに行かなくてはならなくなった。
とりあえず周囲を調べ回る中で、ここがどうも戦場の最底辺であるらしいことを聞いた。
それは、moneyを奪いマーケットに還元する魔王の使命を、ろくに果たせていないらしい、ということだった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
大樹も心なしか萎れて見えた。この底抜けの天井の下には太陽のようなものがあって光がさしてくる。
最も下だというのならむしろ光量そのものは多いはずなのだが、それなのに力がないようだった。
「参ったね。オイラ、根っこ張っちまったかしら」
上半身を裸にしたサッコの背中からお尻にかけて、まだちらちらと菌根が残っている。始末をするようなものではないらしくそのまま服を着てしまった。
「……サッコのせいじゃないよ。私が稼げなかったからいけないの」
「は……?」
サッコはなにか言いたそうだったが、アイオーナは隙を与えてくれなかった。
「クアンがやったようにすれば、なんとかなるって思ってたけど、甘ったれだったね。難しいな、魔王って。エヘヘ……」
「エヘヘじゃねーよ馬鹿。あの半鳥族仲間どこいったんだよ」
半鳥族。アル=ゼヴィンではハーピィのことをそう呼ぶらしかった。
「うん、はぐれちゃった……ってか、状況的に、たぶん逃げられたんだと思う。どうせならみんな、魔王に雇われてでも上のブロックでいい暮らしがしたいんだろうしね」
無理のある笑みを向けられて、サッコは眉をピクピク動かす。
「そ、それさ、止めようと思えば止めれたんじゃねーのかよ。アイオーナの姉ちゃんは魔王だろ。あの狭っこいトコの中でだけなら好き放題できンだろ」
「わかってる、わかってるけど……でも、こんなことになってまで、止められるわけないじゃん。自由に飛べないのって、私たちにとってはほんとにつらいんだよ。そんなの、強いれるわけ……」
サッコの顔から、怒りが蒸散していくようだった。
それがほんの一瞬アイオーナに安心をさせる、というのは間違いだった。
「ったく、ホント甘ったれだな姉ちゃん。呆れてものも言えねーわ」
向けられた目線は、あくまで冷たい。
「オイラが他に行くアテないからここにいるんだっての、忘れんなよ。そのケイって蛇もそう思ってんじゃないのか?」
それを聞いて、アイオーナの尖った耳がぴくんと跳ねた。
「ち……っ」
ケイが、自分を見捨てる。
クアンを感じさせるものに見捨てられる。
―――クアン・マイサに、見捨てられる。
「違う!」
意図しないほどに、大きな声が出る。
「ケイが見捨てるなんて、見捨てるなんて……! ケイは、誰がいなくなってもケイだけはずっと私と一緒だったの! この底抜け天井に出てきてから、ずっと……!!」
涙腺が緩むのを感じた。魔王であるからには、抑えねばならない弱さだった。
「じゃあ考えてみろよ。これからどうやって、他の奴らを蹴落として上に戻んのか」
「け、蹴落とす、って……」
「他にどんな表現があるよ。商売なんてしょせんは蹴落とし合いだろうが」
それしかないのか。アイオーナはなんとか返事をしようと、自分の心を絞るようにしてみた。
「何とか、仲良くするんじゃ……駄目かな……」
「馬鹿が」
サッコは背を向け、どこかへ歩き去ってしまった。
ふと下を見ると、ケイが物珍しそうにそこらを這い回っている。今にも羽ばたきだして、どこかに行ってしまいそうな気がして、アイオーナには恐ろしかった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
大樹の中の部屋で、アイオーナは一人椅子に座り、集められた限りの紙に考え事を書き連ねる。
たった二時間のうちに勇者は現れ、相手をし、成績に応じて場所の振り分けがなされることになっている。少しでも早く結論を出して、実行するための準備をしなくてはならない。
「……はぁ」
蹴落とすしかない、とサッコは言った。それは正しい姿勢だと思うけれど、彼女にとってためらいなく実行できるものではない。
どれだけ世界を広くしようと、どれだけルール改正をしようと、生きていけるものと生きていけないものはどこかでどうしても分けられてしまうというのは、抗えない真理だったが、アイオーナは認めたくなかったのだ。
それで、ふと思い立った。これまで見てきた中で、勇者とは和解することもできるとはわかっている。
アイオーナは席を立ち、大樹の外へ出ていった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
大樹の他にも、探せば自然はあるものだった。
首にかけたケイを翼で支えてやりながら、草の中を分け入って進んでいくと、ふとアイオーナは視線と、香りに気づく。
「あの……」
それがなんだかわかっていたかのように、振り向きながら声を発する。その先には、薄緑の肌をして、緑と花とをまとった人型の生き物がいた。
アルラウネの一族だった。
「……こんにちは?」
少し待つ。
返事はない。
「あの、お時間ありまして?」
やはり、答えない。
ほんのりとくる香りは、悪いものではなかった。ただ、それだけで彼女がアイオーナに抱く印象を決めつけられるものでもない。好意を示してくれているのかもしれないし、罠を仕掛けようとしているかもしれない。
魔王なのだから強引に連れ帰ってしもべにしてしまったって構わないのだが、それはやりたくなかった。
「えっと……私、魔王なんです。だけど、なるだけ勇者と和解をしてみたいって思ってます。だから、もしよろしかったら、協力してもらえないかって……」
とりあえず目的だけでも伝えれば、何か反応してくれるかもしれない。
が、そう考えたところに、ヒュッ! 鋭く、緑色の何かが、アイオーナをめがけて飛んできた。
ケイがとっさに首から離れ、その牙で食い止めにかかったようにも見えたが、アイオーナ自身は何もできない。身体にスピンがかかってしまい、回りながら草の中に倒れ込む。
世界が回る。回って回って、あの緑色のが上を通過し、なおもどこかへ延びて……ビシィ! なにかに当たった。
アイオーナはなんとか寝返りを打って、身体を起こす。
その先に、揺らめくものがあった。陽炎のようだが、輪郭がある。シャボン玉のような虹色をしている。緑色の何かは、アルラウネが伸ばしたツタだった。それを何事もなかったかのように受け止めている。
虹の陽炎がゆらめき、ツタを放り返す。その間に、なぜだか色が濃くなってくるような気がした。
「伏せろーッ!」
聞き覚えのある子どもの声。目の前で、陽炎は光りだしてすらきた。
「姉ちゃァんッ―――!」
陽炎の後ろからサッコが駆け寄ってきて、わざと転ぶように地面に倒れた。
直後、バゥッ! 陽炎の放つ光は表面の十数箇所で収束し、それぞれが一直線の光芒となって放たれた。
その一つが、アイオーナの頬をかすめた時、彼女の世界は虹に染まっていった。
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
薄い虹色の空の中を、アイオーナは翼を動かしもせずに飛んでいた。
ここがどこなのかはわからない。けれど、不思議と疑問には思わない。
ふと、虹色の中に人の顔を見つける。
男とも女ともつかないような、真っ白い顔をしたプリンスだった。
「シンイ……!?」
顔をめがけて、アイオーナは羽ばたく。
彼こそが育ての親だ。行き場をなくした魔族たちを、魔王の良きパートナーとするために育ててきた男だった。
魔王のものになるだけの未来など、アイオーナは好きではなかったし、それはかつてクアンにも言ったことだ。
けど、実際魔王のもとで働いてみて、魔王にすらなってみて、何よりも悩みを抱えてしまった今となっては、この男にずっと会えなかったことがなぜだか寂しくなってくる。
……面倒を見てくれる人としては、彼は十二分に良かったのだ。
「シンイ……! 私です、アイオーナです!」
声を発しながら羽ばたくが、その顔は全く近づいてこない。
「シンイッ! シンイ―――!」
羽ばたき続ける。
だんだん息が切れてくる。空の虹色がどこまでも薄まって、白く―――
☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆
目を開く。
複雑に走る枝と、それらに連なる無数の葉っぱが視界を埋めている。
身体を起こしてまわりを見ると、あの大樹の下だった。
「起きたか、姉ちゃん」
サッコがいる。近くに座って、見ててくれていたらしい。
「サッコ、私……どうしてたの?」
「あのヘンなのにやられて気絶してたンだよ。ケイも無事だ。あと……あの、花人族……じゃねえな、アルラウネの姉ちゃんも」
脇を見ると、確かに彼女がいる。もう目覚めてはいるようだが、ぼうっとしていた。
「こいつのいた草場、メチャメチャだよ。虹色のヤツに乗っ取られちまって、入れやしねえ」
サッコは耳打ちで教えてくれた。
「……そう」
あの虹色の陽炎がなんなのかはわからないが、そこまで危険なものだったのだろうか。
敵は勇者だけではないのか。
「おい、姉ちゃん」
ふと気づくと視界から消えていたサッコが、湯気を立てるお椀を一つ持って戻ってくる。
なけなしの野菜が入ったスープらしかった。
「飲んどけ。起き立てでアレだけど、そろそろ勇者が来そうだ」
NEWS
《コズミックスフィア》に不穏なうわさが流れる遠くの地で、不可解な死を遂げた魔王がいたという
その死体は黒い錆になって、苦悶の形をして死んだという
魔王変異……誰かが名付けたそれは、瞬く間に広がる
魔王は死ぬ――
天球使『フォートリエ』
「やぁやぁ、魔王たち。ルールッを守っていますか?」
天球使『フォートリエ』
「ルールッを守らないものには、死が訪れるかもしれませんねぇ」
天球使『フォートリエ』
「魔王領域を空かしてはいけませんよ。決して……そして」
天球使『フォートリエ』
「キュアを信じるのです……それ以外は、すべてまやかしです」
天球使『リヴァリエ』
「遠くの地で魔王が死んだようだな。これは、ここでも起こりうる」
天球使『リヴァリエ』
「力を求めすぎた者の、末路というわけだ」
天球使『リヴァリエ』
「大いなる力には、危険が伴う。ということだ」
?????からのメッセージ
「おはよう、魔王の諸君(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「レガリアの覚醒は順調だ(眼鏡クイッ)あと数時間もあれば覚醒できる(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「(眼鏡クイッ)しかし、危険も多い(眼鏡クイッ)そう、変異の力だ(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「変わるというものは、よいことばかりではない(眼鏡クイッ)決して元に戻れないほど、破壊されてしまうこともある(眼鏡クイッ)」
白い蠅の魔王『スバタ』
「最近の敵の動きを追っている。君たちに伝えておく。僕は報告連絡を欠かさない。すごい!」
白い蠅の魔王『スバタ』
「敵――そう、『天球統率者』以外にも、敵はいる。それは、『変異の力を持ったもの』というべきか」
白い蠅の魔王『スバタ』
「異形の存在だ。影のように不気味に存在し、篝火のように邪悪な魂を燃やしている」
白い蠅の魔王『スバタ』
「これは恐ろしい力だ。気を付けなければならない……僕は、君が心配だ。君が死ぬことを考えると……ぶるぶる!」
白い蠅の魔王『スバタ』
「僕も気を付ける。最近、『奴』の周囲を嗅ぎまわりすぎた。危ないかもしれない」
白い蠅の魔王『スバタ』
「でも、大丈夫。僕はすごい。すごいやつなんだ……僕は……」
勇者『テオ』
「お前! また会ったな!!」
勇者『テオ』
「まぁ、話を聞いてくれ! 俺は魔王を探している」
勇者『テオ』
「俺にも、運命で結ばれた魔王がいるはずなんだ! 勇者には必ず一人いるように」
勇者『テオ』
「俺の魔王を見つけたら教えてくれ! じゃな! また!」
◆訓練
アイオーナ・リアーナはBeluluFloce:Pn-Adoを購入した!!
アイオーナ・リアーナはあるらうねな式神くんを購入した!!
アイオーナ・リアーナはこんぶを購入した!!
アイオーナ・リアーナはすいかを購入した!!
アイオーナ・リアーナは《閉塞する花》を購入した!!
アイオーナ・リアーナは桜一枝を購入した!!
アイオーナ・リアーナはふつうの熱砂-0を購入した!!
◆作製
◆レガリア決定
天光天摩 に決定!!
◆アセンブル
見張り台にふつうの熱砂-0を装備した
エントランスに《閉塞する花》を装備した
通路にあなたの水路を装備した
応接間にBeluluFloce:Pn-Adoを装備した
商店街にあるらうねな式神くんを装備した
回廊にあなたの水路を装備した
三叉路にあなたのハーピィを装備した
闘技場にあなたのハーピィを装備した
幹部の部屋にこんぶを装備した
魔法陣にあなたのハーピィを装備した
奈落に桜一枝を装備した
魔王領域にすいかを装備した
◆心魂結束
◆対象指定
対象指定……フリー
ユニオン活動
経験値の訓練をしました
経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
精算
売上高 98
攻撃戦果収入17.26
支援戦果収入11.34
防衛戦果収入3.14
捕虜交換 140
戦闘報酬171
売上均衡補正 7%
戦闘報酬均衡補正13.19%
合計現金収入325
獲得レートポイント325
➡再更新保証405
【!】摘発 あなたのダンジョンは摘発されました……
収入 3300moneyがかき集められました
【!】経費 3092moneyを消費しました
◆経験値が37増加しました……
◆流浪の徳火炎魔術型勇者 は ゲートオープン を習得したようだ……
あなたは7回徳を積みました
あなたは1回虚空を想いました
あなたは4回和解しました
攻撃戦果収入17.26
支援戦果収入11.34
防衛戦果収入3.14
捕虜交換 140
戦闘報酬171
売上均衡補正 7%
戦闘報酬均衡補正13.19%
合計現金収入325
獲得レートポイント325
➡再更新保証405
【!】摘発 あなたのダンジョンは摘発されました……
収入 3300moneyがかき集められました
【!】経費 3092moneyを消費しました
◆経験値が37増加しました……
◆流浪の徳火炎魔術型勇者 は ゲートオープン を習得したようだ……
あなたは7回徳を積みました
あなたは1回虚空を想いました
あなたは4回和解しました
キャラデータ
名前
アイオーナ&サッコ
愛称
アイオーナ・リアーナ
|
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あなたは摘発されています。違法性の少ないユニットを選んで装備し、キュアの魔法を発動させなければなりません キュアを発動させるには、レガリアに天光天摩か暁新世界を選択する必要があります プロフィール
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<アイオーナ・リアーナ> 五百年前の魔王の一人、クアン・マイサの配下だったハーピィ。 コールドスリープによって時を超え、自らが新たな魔王として旗揚げした。 ちょっと引っ込み思案で弱気だったけどやるときはやる人。 <サッコ・ベノ> 毒キノコじみた見た目の少年。 アル=ゼヴィンなる世界からやってきたという。 斜に構えたいお年頃。 <ケイ> 羽の生えた蛇。雌。 アイオーナのペット、みたいなもの。 PL: 切り株 四城半のクアン・マイサというキャラの日誌と繋がっているお話になります | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
あなたの作製した勇者 流浪の徳火炎魔術型勇者
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5 __6__7__8__9_10_11 _12_13_14_15_16_17 _18_19_20_21_22_23 |
お城データ |
|
|
ID | 種別 | 名前 | 詳細 |
---|---|---|---|
1 | --- | --- | --- |
2 | --- | --- | --- |
3 | --- | --- | --- |
4 | --- | --- | --- |
5 | --- | --- | --- |
6 | --- | --- | --- |
7 | 電撃建築:尖塔 | あなたの尖塔 [20] | ▼詳細 |
8 | 聖魔護衛:ハーピィ | あなたのハーピィ [20] | ▼詳細 |
9 | 冷気建築:水路 | あなたの水路 [20] | ▼詳細 |
10 | 聖魔護衛:ハーピィ | あなたのハーピィ [20] | ▼詳細 |
11 | 冷気建築:水路 | あなたの水路 [20] | ▼詳細 |
12 | 聖魔護衛:ハーピィ | あなたのハーピィ [20] | ▼詳細 |
13 | --- | --- | --- |
14 | --- | --- | --- |
15 | --- | --- | --- |
16 | --- | --- | --- |
17 | 徳物理護衛:アルラウネ | BeluluFloce:Pn-Ado [20] | ▼詳細 |
18 | 徳物理護衛:アルラウネ | あるらうねな式神くん [20] | ▼詳細 |
19 | 徳物理護衛:アルラウネ | こんぶ [20] | ▼詳細 |
20 | 徳物理護衛:アルラウネ | すいか [20] | ▼詳細 |
21 | 虚空物理罠:鉄鎖の罠 | 《閉塞する花》 [20] | ▼詳細 |
22 | 虚空物理護衛:アルラウネ | 桜一枝 [20] | ▼詳細 |
23 | 虚空火炎建築:熱砂 | ふつうの熱砂-0 [20] | ▼詳細 |
24 | --- | --- | --- |
25 | --- | --- | --- |
26 | --- | --- | --- |
27 | --- | --- | --- |
28 | --- | --- | --- |
29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |
次回の報酬ボーナス
売上均衡補正 | 4.3% |
---|---|
戦闘報酬均衡補正 | 9.3% |
明日の戦場
作戦開始……8時00分 第3ブロック 「紅い術導陣モース」
魔術が張り巡らされた場所。紅い光の回路が壁を走る
ID-1 アンゼリカ |
ID-2 すいか |
ID-3 目覚しき顆粒の魔王『ナルコチーノ』 |
ID-4 シャーロット |
ID-5 亡き砂の呪術師『ファーブルトン』 |
ID-6 コバルト・J・フェニックス |
ID-7 古き魔王『ジール』 |
ID-8 『ゼス』 |
ID-9 蘇りし悪魔マテ |
ID-10 100 |
ID-11 アイオーナ&サッコ |
ID-12 麓噛拿音香 |
ID-13 『明星と堅牢の魔王』 |
ID-14 大家 桐花 |
ID-15 ミスカ |
ID-16 マカイリュウオウトカゲ |
ID-17 ベールゼール |
ID-18 SSR『経験値妖精』 |
ID-19 411 |
ID-20 悪魔の奴隷商ドン |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
ID-51 石鎧の勇者 ゲバラーチェ |
ID-52 メッサー |
ID-53 『火炎と真蛇の勇者』 |
ID-54 革命家コミー |
ID-55 ブロンティ |
ID-56 塩でできた勇者 サティ |
ID-57 《緋穿つ機巧の魔女》 |
ID-58 流浪のカルマ聖魔治療型勇者 |
ID-59 ハービッグ・ハロー |
ID-60 流浪のカルマ聖魔治療型勇者 |
ID-61 ああああ |
ID-62 咆哮する剣の勇者『ミカヅチ』 |
ID-63 ホロケー・ナイン |
ID-64 流浪のカルマ電撃魔術型勇者 |
ID-65 ヒクイドリ |
ID-66 流浪の徳火炎魔術型勇者 |
ID-67 あおじそ |
ID-68 流浪のカルマ物理護衛型勇者 |
ID-69 物語を喰らう山羊 |
ID-70 流浪のカルマ火炎魔術型勇者 |
ああああ 攻撃種別:徳物理護衛 習得魔法: エレキスイッチ ゲートオープン レベル :10 勇者情報:無口で無表情。はいといいえしか話さない。透き通った刃を持つ『選定の剣』を操る。容赦なく物を破壊してアイテムを得る方。 |