ENo.0060　六天の魔王女ベルスフィア

どか～～～ん！！どんがらがっしゃあんどんぴっぴ～！！

そんなようなはではでなおとといっしょに、ぱぱがきたよ！
べるちゃんのぱぱは、まおーなんだ！

ヘキサ「おお…ベル！我が愛しのベルよ！」
ベルちゃん「ぱぱ～～！」

ぱぱがみえたから、べるちゃんうれしくてぴょんってぱぱにたっくるしたよ！
そのままぱぱにすりすりしたら、ぱぱよろこぶんだ～

ヘキサ「はっはっはっは！」
ベルちゃん「ぱぱおそい～～！」

ぱぱはべるちゃんをぎゅう～～ってしながら、
きがついたら、しるばーんおにいちゃんを
ふみふみけりけりしてたよ。
べるちゃんびっくりしちゃった！

ベルちゃん「あ～～～！！！ぱぱ、しるばーんおにいちゃんをけりけりしちゃだめえ～～！！」

ぱぱにだっこされながら、べるちゃんはぱぱをぺちぺちしたよ。
そしたら、けりけりするのをやめてべるちゃんをみたから、べるちゃんはつづけます

ベルちゃん「しるばーんおにいちゃんをいじめちゃだめなの～！べるちゃんといっぱいあそんでくれて、おかしもくれて、きらきらもいっぱいくれたの！べるちゃんのおともだちなんだからあ～！」

ぴょおん！とべるちゃんは、ぱぱのぎゅう～っとしてたうでからとびおりました。
そして、ぱぱのしたでぐったりしてるしるばーんおにいちゃんにちかづいて、しゃがみました。

ベルちゃん「しるばーんおにいちゃんだいじょおぶ？？」
ベルちゃん「おにいちゃんのいったとおり、ぱぱむかえにきたよお！いっぱいあそんでくれて、ありがとお！」
ベルちゃん「べるちゃん、ぱぱきたから、おうちかえるね！でも、しるばーんおにいちゃんも、べるちゃんちにあそびにきてほしいの！」

そういうと、ぱぱはびっくりしてました。

ベルちゃん「べるちゃんとしるばーんおにいちゃんおともだちだから、またあそぼうね！」
ベルちゃん「いっぱいありがとお、しるばーんおにいちゃん！」

べるちゃん、そういって、
しるばーんおにいちゃんのほっぺにちゅってしちゃった！

ベルちゃん「えへへ～」

ぱぱのほうをむいたら、すごいおかおだったけど、べるちゃんままにもあいたいから、はやくかえろ！っていったよ！

ベルちゃん「ぱぱ～！きょおは、いっしょにままのつくったはんばーぐたべよーね！おみやげもいっぱいあるから、ままとぱぱにぷれぜんとするね！」

…………
………

こうして、世間知らずの箱入りの～てんきな魔王の娘は、無事に帰路についた。
たくさんのおみやげを抱えてホクホク顔のこの少女は、
のちに父親に負けるとも劣らない魔女王としての力をつけていくのだが、
それはまた、別のお話である。


ベルちゃん「これにて、べるちゃんのだいぼーけん、おわり！ぱちぱちぱち～！」