第1回目 午前2時の深追憶水族館『トリエステ』
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今回作成の知性*3が10上昇した
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知性*3の訓練をしました経験値が足りない
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知性*3の訓練をしました経験値が足りない
知性*3の訓練をしました経験値が足りない
あなたのアラームの罠を作製した!!
あなたの水牢の罠を作製した!!
あなたの水路を作製した!!
あなたのクラウドを作製した!!
あなたの水牢の罠を作製した!!
あなたの尖塔を作製した!!
あなたのアラームの罠を作製した!!
あなたのビーストを作製した!!
あなたの水路を作製した!!
あなたのクラウドを作製した!!
あなたの尖塔を作製した!!
あなたのビーストを作製した!!
展示水槽:溺死を作製した!!
深追憶水族館『トリエステ』は四畳半の魔王城で目覚めの時を待っていた
ここでお金を稼ぐことがあなたの使命だ
ただ今日だけは、嵐の日々が来るまでの、ひと時の休息を味わっていた……
◆日記
ざらついた潮風が吹いている。
空を見上げた。そこにいるのは、かつての【魔女】が管理権を放棄して久しい、生命模倣型移動水族館『トリエステ』。かつて【魔女】と【来訪者】が、この『トリエステ』に内包されている世界を護るために戦った場所。
『トリエステ』に内包されていた世界――【深夢想:リンジー・エルズバーグ】は破壊され、元あるべきところへと還った。リンジー・エルズバーグという男は当に死んでいて、ここにあったのはその残渣だった。その残渣をどうしてか狙ってきたハイエナがいて、それごと【深夢想】は還された。
【可能性の魔女】ルシュティエッタメルフルールは、その生命模倣型移動水族館を見上げて……静かに首を振る。また、だ。生命模倣型移動水族館は、再び世界を内包した。
そもそも『トリエステ』は何なのか?そこから話す必要があるだろうか。『トリエステ』は、一般的にはバチスカーフ――「深い」という意味の言葉と、「船」という言葉を合わせた造語、すなわち深海探査艇のことを指す。トリエステ級バチスカーフは、世界で一番深い海溝として知られる場所に降り立った世界最初の潜水艇だ。それが転じて、アルカールカ周辺でのこの言葉の意味は、人の心の最深部を守るもの。人の心の深層。あるいは本心。そのような意味を持つようになった。
人間の文化を中途半端に取り入れた深海人たちの言葉は、陸の人間からしてみればちぐはぐだ。けれど、確かに深海人たちは、『トリエステ』を心のように扱って話す。そして前回、この生命模倣型移動水族館『トリエステ』は、リンジー・エルズバーグという男のトリエステを取り入れた。あるいは護るための構造物になった。
そもそもの始まりが、【水族館の魔女】が、その男を護るために作り上げた「水族館」なのだ。生命模倣型移動水族館、とはいうものの、常に移動し続けているわけではない。世界の変革の時には、固着した貝類のようにがっちりと世界にしがみつき、あらゆる破壊の嵐を耐え抜いた。世界が動き始めるときには、魚を模して空を泳ぎ始める。
それが今、明らかに朽ちた様相で泳いでいるのだ。
腐り落ちた肉のような汚い外壁。肋骨を晒す腹部。尾びれはかろうじて骨が寄せ集まって形を成している、明らかに『死んだ』水族館だ。
仕える神に仮の管理者として命じられたルシュティエッタ、深く大きく息を吐いた。これが【水族館の魔女】の管理下にあるうちでなくてよかったね、と。あるいは、それが、この水族館の今の主が、彼女にできる最大限の配慮だったのかもしれない。
「降りてきなさい、トリエステ。今の私は【水族館の魔女】」
腐敗した鯨の形をした生命模倣型水族館『トリエステ』が降りてくる。
腐臭はしなかった。あくまでも模倣であり、この水族館は【魔女】による被造物だ。ただ、踊るだけのステージでしかない。
今回踊るのが誰なのか、確かめなければならない。そして、玉座に座っているのが本当に“それ”で合っているのか、確認しなければならない。
水槽には骨が泳いでいる。クラゲの水槽では、ちぎれたクラゲの欠片が水流に押されて回っていた。ペンギンがいたと思われる場所には、飛び散った羽毛だけが存在している。
ありとあらゆるものが「死」を表現している。していた。玉座に向かおうとしたルシュティエッタは、顔をしかめた。ここまで来て、海の匂いすらしないようなこの場所で、始めに捉えた臭いは、強烈な血の匂いだったからだ。
強烈ではあるが、鮮烈ではなかった。玉座へ続く廊下を見た。その廊下の白線の意味を、ルシュティエッタは知らない。
足を進める。血の臭い。誰かの悲鳴。骨の砕ける音。
「……ああ、そう」
褪せた短い金髪に、骨ばった手が布の下から覗いている。無精髭の生える口元だけが晒されている顔面の大半は、布で隠されていた。微動だにしない男の足は、――ない。
そこにあるのは、魚の下半身だった。
「哀れね、本当に」
ルシュティエッタは、何の感情も抱かなかった。ただ淡々と言葉が出た。ルシュティエッタには、彼は何の関係もない。ルシュティエッタの相棒であるカロカシトラにも、何の関係もない。可能性の中から選ばれなかった自分たちには、本当に何の関係もない、赤の他人だ。
しかし、彼がここに座っている以上、ルシュティエッタはこれから彼に仕えなければならない。生命模倣型移動水族館『トリエステ』は、この世界にありとあらゆる形で対応する。この世界が求めたようにあり、求めたようにありとあらゆるものを準備する。この世界が【魔王】を求めている以上、この水族館は【魔王】を用意する。
それが、彼だった、というだけだ。
「【水族館の魔王】……いえ、【水族館の冥王】」
死したものにはそれがお似合いね、と笑った。
ルシュティエッタは知らないし、知るつもりもない。ここが道路の上を模していて、残っている床の痕は、トラックのタイヤ痕だということも、知るつもりはない。知るつもりはなくても、神に仕えるものであるから、単なる情報として頭に勝手に入り込んでくる。それが、何を意味しているのか、ルシュティエッタはこれ以上掘り下げるつもりはさらさらない。
ただ、男が腰掛ける玉座の周辺に激しく飛び散った血痕を模した模様を見て、何が起こったのかくらい、考えることはできる。
それの意味することを、全く知るつもりはないし、知らされたとしても、生まれ出なかった自分たちには、何の関係もない情報だ。
「私はあなたにお仕えする、【水族館の魔女】。お顔は上げなくて結構、あなたの意志は私が受け取ります」
――果たして意志か。それとも遺志か。
微かに傾けた杖には、悔いるような言葉に混じって、安堵の言葉が漏れてくる。
「私“たち”に何を要求しますか?あなたがここに居られる限り、私はそのように振る舞いましょう。それがお役目ですから」
『 を』
「……そのように。」
王がそう望むのなら、そうするしかない。そもそも、この水族館の本来の持ち主は【水族館の魔女】で、彼女はあろうことか、所持権は放棄していないのだ。『わたしが使うことはもうないから』と、管理権だけを放棄した結果、主人なき水族館は、城の体裁を保ったまま世界の片隅で過ごし続け、そして今、新たな王を迎えている。――まあ、所持権を放棄すれば、この水族館は消えるだろう。ある意味で的確な采配であり、最高に面倒な采配だ。
恐らく何度も王を求めるのだろう。この世界が、魔王の世界である限り、何度も、何度も。そしてその選択は、本来の持ち主に対して大変的確だ。
「……」
この水族館の死の気配があまりにも濃いのは、【水族館の冥王】のせいだけではない。
王に仕える人間を、【可能性の魔女】は可能性の中から求めた。ありえたかもしれない可能性を掴み取り、顕現させる――それが、【可能性の魔女】の力であり、神に仕えているからこそ、可能な芸当だった。
ありえた可能性。それは、大体の場合、死によって潰される。それを摘み取ってくることは、死神と大して変わらない。死ぬ可能性を生かすとは言え、結局は「死んだ」事実は覆らないのだ。
何より、この水族館の今の主が、生者を許しそうにないのだ。
かつてふれあいコーナーだった場所には、今は何もいない。水すら入っていない。あとで水くらいは足しておくか、と思ってから、ルシュティエッタは用意されていた“死体”を見た。
頭のない男。
散らばる機械の欠片と、肉片。
可能性に静かに干渉し、触媒として持ち帰ってきたものだ。
これは、ありえた可能性だ。一族の勇敢な戦士、戦場を掛けたハイドラライダー。【可能性の魔女】に干渉されてしまった以上、この先どう足掻いても、絶対にまともな生活を送ることは許されない。永遠に城に留まるか、世界を跨ぐ旅人になるしかない。
だからルシュティエッタは、この【可能性の魔女】という肩書と力が嫌いだ。
「さあ、喚びましょう」
だが、彼らは自分から、己の手を掴んできたのだ。
「私の手を取って。あなたの、可能性を確かめたいのなら」
感覚。
まず一人、頭のない男に失われていたものが戻る。伸ばされた紫の髪は、低めの位置で括られていた。民族調の衣装に、弓と剣。
そして遅れてもう一人。肉片と機械の欠片がぐちゃぐちゃになって混ざり合って、人間らしい形を作る。かろうじてヒト、と言い切れる何かが、ルシュティエッタの指の一鳴らしで、皮を被せられたようにはっきりとした輪郭を持つ。金髪の男。
彼らが目を覚ますのには、もう少しだけ時間がいる。
「ニヒト・セラシオン」
ありえた可能性のひとつ。
「ニシュカ・X・パーシスタンス」
ありえた可能性のひとつ。
「あなたたちは私の手を取った。もう後には引けない。私の力ではどうにもできない。【確定事項の魔女】は、私ではない……」
そういえば、茶会の場所を整えなければならないのだ。ルシュティエッタはそれを思い出して踵を返し、こつこつと廊下を歩いていく。
空を見上げた。そこにいるのは、かつての【魔女】が管理権を放棄して久しい、生命模倣型移動水族館『トリエステ』。かつて【魔女】と【来訪者】が、この『トリエステ』に内包されている世界を護るために戦った場所。
『トリエステ』に内包されていた世界――【深夢想:リンジー・エルズバーグ】は破壊され、元あるべきところへと還った。リンジー・エルズバーグという男は当に死んでいて、ここにあったのはその残渣だった。その残渣をどうしてか狙ってきたハイエナがいて、それごと【深夢想】は還された。
【可能性の魔女】ルシュティエッタメルフルールは、その生命模倣型移動水族館を見上げて……静かに首を振る。また、だ。生命模倣型移動水族館は、再び世界を内包した。
そもそも『トリエステ』は何なのか?そこから話す必要があるだろうか。『トリエステ』は、一般的にはバチスカーフ――「深い」という意味の言葉と、「船」という言葉を合わせた造語、すなわち深海探査艇のことを指す。トリエステ級バチスカーフは、世界で一番深い海溝として知られる場所に降り立った世界最初の潜水艇だ。それが転じて、アルカールカ周辺でのこの言葉の意味は、人の心の最深部を守るもの。人の心の深層。あるいは本心。そのような意味を持つようになった。
人間の文化を中途半端に取り入れた深海人たちの言葉は、陸の人間からしてみればちぐはぐだ。けれど、確かに深海人たちは、『トリエステ』を心のように扱って話す。そして前回、この生命模倣型移動水族館『トリエステ』は、リンジー・エルズバーグという男のトリエステを取り入れた。あるいは護るための構造物になった。
そもそもの始まりが、【水族館の魔女】が、その男を護るために作り上げた「水族館」なのだ。生命模倣型移動水族館、とはいうものの、常に移動し続けているわけではない。世界の変革の時には、固着した貝類のようにがっちりと世界にしがみつき、あらゆる破壊の嵐を耐え抜いた。世界が動き始めるときには、魚を模して空を泳ぎ始める。
それが今、明らかに朽ちた様相で泳いでいるのだ。
腐り落ちた肉のような汚い外壁。肋骨を晒す腹部。尾びれはかろうじて骨が寄せ集まって形を成している、明らかに『死んだ』水族館だ。
仕える神に仮の管理者として命じられたルシュティエッタ、深く大きく息を吐いた。これが【水族館の魔女】の管理下にあるうちでなくてよかったね、と。あるいは、それが、この水族館の今の主が、彼女にできる最大限の配慮だったのかもしれない。
「降りてきなさい、トリエステ。今の私は【水族館の魔女】」
腐敗した鯨の形をした生命模倣型水族館『トリエステ』が降りてくる。
腐臭はしなかった。あくまでも模倣であり、この水族館は【魔女】による被造物だ。ただ、踊るだけのステージでしかない。
今回踊るのが誰なのか、確かめなければならない。そして、玉座に座っているのが本当に“それ”で合っているのか、確認しなければならない。
水槽には骨が泳いでいる。クラゲの水槽では、ちぎれたクラゲの欠片が水流に押されて回っていた。ペンギンがいたと思われる場所には、飛び散った羽毛だけが存在している。
ありとあらゆるものが「死」を表現している。していた。玉座に向かおうとしたルシュティエッタは、顔をしかめた。ここまで来て、海の匂いすらしないようなこの場所で、始めに捉えた臭いは、強烈な血の匂いだったからだ。
強烈ではあるが、鮮烈ではなかった。玉座へ続く廊下を見た。その廊下の白線の意味を、ルシュティエッタは知らない。
足を進める。血の臭い。誰かの悲鳴。骨の砕ける音。
「……ああ、そう」
褪せた短い金髪に、骨ばった手が布の下から覗いている。無精髭の生える口元だけが晒されている顔面の大半は、布で隠されていた。微動だにしない男の足は、――ない。
そこにあるのは、魚の下半身だった。
「哀れね、本当に」
ルシュティエッタは、何の感情も抱かなかった。ただ淡々と言葉が出た。ルシュティエッタには、彼は何の関係もない。ルシュティエッタの相棒であるカロカシトラにも、何の関係もない。可能性の中から選ばれなかった自分たちには、本当に何の関係もない、赤の他人だ。
しかし、彼がここに座っている以上、ルシュティエッタはこれから彼に仕えなければならない。生命模倣型移動水族館『トリエステ』は、この世界にありとあらゆる形で対応する。この世界が求めたようにあり、求めたようにありとあらゆるものを準備する。この世界が【魔王】を求めている以上、この水族館は【魔王】を用意する。
それが、彼だった、というだけだ。
「【水族館の魔王】……いえ、【水族館の冥王】」
死したものにはそれがお似合いね、と笑った。
ルシュティエッタは知らないし、知るつもりもない。ここが道路の上を模していて、残っている床の痕は、トラックのタイヤ痕だということも、知るつもりはない。知るつもりはなくても、神に仕えるものであるから、単なる情報として頭に勝手に入り込んでくる。それが、何を意味しているのか、ルシュティエッタはこれ以上掘り下げるつもりはさらさらない。
ただ、男が腰掛ける玉座の周辺に激しく飛び散った血痕を模した模様を見て、何が起こったのかくらい、考えることはできる。
それの意味することを、全く知るつもりはないし、知らされたとしても、生まれ出なかった自分たちには、何の関係もない情報だ。
「私はあなたにお仕えする、【水族館の魔女】。お顔は上げなくて結構、あなたの意志は私が受け取ります」
――果たして意志か。それとも遺志か。
微かに傾けた杖には、悔いるような言葉に混じって、安堵の言葉が漏れてくる。
「私“たち”に何を要求しますか?あなたがここに居られる限り、私はそのように振る舞いましょう。それがお役目ですから」
『 を』
「……そのように。」
王がそう望むのなら、そうするしかない。そもそも、この水族館の本来の持ち主は【水族館の魔女】で、彼女はあろうことか、所持権は放棄していないのだ。『わたしが使うことはもうないから』と、管理権だけを放棄した結果、主人なき水族館は、城の体裁を保ったまま世界の片隅で過ごし続け、そして今、新たな王を迎えている。――まあ、所持権を放棄すれば、この水族館は消えるだろう。ある意味で的確な采配であり、最高に面倒な采配だ。
恐らく何度も王を求めるのだろう。この世界が、魔王の世界である限り、何度も、何度も。そしてその選択は、本来の持ち主に対して大変的確だ。
「……」
この水族館の死の気配があまりにも濃いのは、【水族館の冥王】のせいだけではない。
王に仕える人間を、【可能性の魔女】は可能性の中から求めた。ありえたかもしれない可能性を掴み取り、顕現させる――それが、【可能性の魔女】の力であり、神に仕えているからこそ、可能な芸当だった。
ありえた可能性。それは、大体の場合、死によって潰される。それを摘み取ってくることは、死神と大して変わらない。死ぬ可能性を生かすとは言え、結局は「死んだ」事実は覆らないのだ。
何より、この水族館の今の主が、生者を許しそうにないのだ。
かつてふれあいコーナーだった場所には、今は何もいない。水すら入っていない。あとで水くらいは足しておくか、と思ってから、ルシュティエッタは用意されていた“死体”を見た。
頭のない男。
散らばる機械の欠片と、肉片。
可能性に静かに干渉し、触媒として持ち帰ってきたものだ。
これは、ありえた可能性だ。一族の勇敢な戦士、戦場を掛けたハイドラライダー。【可能性の魔女】に干渉されてしまった以上、この先どう足掻いても、絶対にまともな生活を送ることは許されない。永遠に城に留まるか、世界を跨ぐ旅人になるしかない。
だからルシュティエッタは、この【可能性の魔女】という肩書と力が嫌いだ。
「さあ、喚びましょう」
だが、彼らは自分から、己の手を掴んできたのだ。
「私の手を取って。あなたの、可能性を確かめたいのなら」
感覚。
まず一人、頭のない男に失われていたものが戻る。伸ばされた紫の髪は、低めの位置で括られていた。民族調の衣装に、弓と剣。
そして遅れてもう一人。肉片と機械の欠片がぐちゃぐちゃになって混ざり合って、人間らしい形を作る。かろうじてヒト、と言い切れる何かが、ルシュティエッタの指の一鳴らしで、皮を被せられたようにはっきりとした輪郭を持つ。金髪の男。
彼らが目を覚ますのには、もう少しだけ時間がいる。
「ニヒト・セラシオン」
ありえた可能性のひとつ。
「ニシュカ・X・パーシスタンス」
ありえた可能性のひとつ。
「あなたたちは私の手を取った。もう後には引けない。私の力ではどうにもできない。【確定事項の魔女】は、私ではない……」
そういえば、茶会の場所を整えなければならないのだ。ルシュティエッタはそれを思い出して踵を返し、こつこつと廊下を歩いていく。
NEWS
《コズミックスフィア》を訪れたあなたを待っていたのはあまりにも手荒い天球使からの仕打ちだった
天球使が飛び交う空には魔王たちの悲鳴が響く
空から追い立てられ、あなたは物陰に隠れた
捕まってはいけない。天球使に捕まれば――
浄化を選ばない限り、拘束されつづけるだろう
??????
「やぁやぁ、やってきましたね、魔王たち。ここでは、ルールッに従ってもらいますよ」
??????
「申し遅れました、わたくし、『天球使』の『フォートリエ』」
天球使『フォートリエ』
「はて、前出会ったような、そうでないような……」
天球使『フォートリエ』
「ともかく、浄化を……キュアの魔法を使うのです。そうすれば、あなたの罪は少しは軽くなる……」
??????
「貴様ら魔王のせいで、我々の敷いた秩序が破壊されようとしている」
??????
「わたしは『天球使』の『リヴァリエ』。覚えておけ」
天球使『リヴァリエ』
「貴様ら魔王はどうせ『ゼロのレガリア』を探しているのだろう」
天球使『リヴァリエ』
「アレはただのお伽噺に過ぎない……ありもしない希望にすがるのはよせ」
?????からのメッセージ
「おはよう、魔王の諸君(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「君たちに頼みたいことがある(眼鏡クイッ)2度目になるのかもしれないが(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「(眼鏡クイッ)単刀直入に言おう(眼鏡クイッ)『天球統率者』を破壊してほしい(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「報酬は、『ゼロのレガリア』へ到達できるヒントだ(眼鏡クイッ)前払いとして、ある程度情報を渡しておこう(眼鏡クイッ)」
?????からのメッセージ
「(眼鏡クイッ)『ゼロのレガリア』を手にいれた者が、すでに存在している(眼鏡クイッ)そう、次は……君たちの番だ(眼鏡クイッ)」
??????
「お前魔王か!? 魔王なんだな!? 潰す!」
??????
「いや、この『魔王探知機~まおたん~』が反応しない……よかった~~~俺は勇者『テオ』!『テオ=レオン』だ!」
勇者『テオ』
「俺は魔王を倒すために、この《コズミックスフィア》に来た! なぜなら、魔王がいっぱいいるからだ!」
勇者『テオ』
「お前が魔王じゃなくてよかったぜ! じゃな! また!」
◆訓練
◆引継ぎ
スペシャルコード承認!!
コズミックスフィアの合言葉を唱えたあなたのもとに、一匹の毛玉状の小動物が駆け寄ってくる……!!
どうやらこの迷宮の水先案内人のようだが、役に立つようには見えない……
◆作製
◆レガリア決定
幻影跳梁 に決定!!
◆心魂結束
種を蒔く魔王『ノイ』と心魂結束を結成した!!
◆対象指定
対象指定……フリー
ユニオン活動
深追憶水族館トリエステいきものふれあいコーナーの活動記録
◆ENo15とENo19の二人ユニオンです◆
水族館のいきものふれあいコーナー、の名残。
タッチプールには生き物はいないし、海水だけが揺蕩っている。
種を蒔く魔王『ノイ』の力により、鮮やかな花々が咲き誇っているが、それすら墓前の花に見える。
【可能性の魔女】ルシュティエッタは、主にここにいる。
水族館のいきものふれあいコーナー、の名残。
タッチプールには生き物はいないし、海水だけが揺蕩っている。
種を蒔く魔王『ノイ』の力により、鮮やかな花々が咲き誇っているが、それすら墓前の花に見える。
【可能性の魔女】ルシュティエッタは、主にここにいる。
経験値の訓練をしました
経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
経験値の訓練をしました経験値が1上昇した
ENo.15からのメッセージ>>ルティ
「……殺風景なのも困ったものだから、あなたの力で花を咲かせてもらったけれど」 ルティ
「死の気配が強すぎてそれどころじゃないわね……墓前みたいだわ」 ルティ
「こればかりは我らが王が玉座から退かない限り変わらない。ここは死んだ城なのよ」 ENo.19からのメッセージ>>
ノイ
「うーん、これだけ咲かせても墓にしか見えないのはある意味すごいっすね……」 ノイ
「まあ墓場でもお茶はできるっすよ! クッキー持ってきたんでどうぞ!」 猫様
「冥王はあだ名じゃなくて本当に死人なのか……まあ、こういう城も雰囲気があっていいんじゃないか?」
(潮の匂いが気になるのかあちこち見回している)
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
◆ダイジェスト結果
精算
売上高 36
攻撃戦果収入25.98
支援戦果収入16.96
防衛戦果収入27.42
捕虜交換 160
戦闘報酬230
合計現金収入266
獲得レートポイント266
収入 3100moneyがかき集められました
【!】経費 3534moneyを消費しました
◆経験値が15増加しました……
◆キノイーグレンス・リーガレッセリー は ホーリーブラスト を習得したようだ……
攻撃戦果収入25.98
支援戦果収入16.96
防衛戦果収入27.42
捕虜交換 160
戦闘報酬230
合計現金収入266
獲得レートポイント266
収入 3100moneyがかき集められました
【!】経費 3534moneyを消費しました
◆経験値が15増加しました……
◆キノイーグレンス・リーガレッセリー は ホーリーブラスト を習得したようだ……
キャラデータ
名前
深追憶水族館『トリエステ』
愛称
アクアトリエステ
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プロフィール
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深追憶水族館『トリエステ』。 死の気配を濃厚に纏った、腐敗した鯨の形をした動く水族館。中には生きているものは誰もいない。 【水族館の冥王】:水族館の主。 【可能性の魔女】ルシュティエッタ:水族館の仮の管理人。 日記まとめ:http://midnight.raindrop.jp/trieste2/ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
あなたの作製した勇者 キノイーグレンス・リーガレッセリー
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お城データ |
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ID | 種別 | 名前 | 詳細 |
---|---|---|---|
1 | 電撃罠:アラームの罠 | あなたのアラームの罠 [20]《装備:1》 | ▼詳細 |
2 | 冷気罠:水牢の罠 | あなたの水牢の罠 [20]《装備:2》 | ▼詳細 |
3 | 冷気建築:水路 | あなたの水路 [20]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | 電撃護衛:クラウド | あなたのクラウド [20]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | 冷気罠:水牢の罠 | あなたの水牢の罠 [20]《装備:5》 | ▼詳細 |
6 | 電撃建築:尖塔 | あなたの尖塔 [20]《装備:6》 | ▼詳細 |
7 | 電撃罠:アラームの罠 | あなたのアラームの罠 [20]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | 冷気護衛:ビースト | あなたのビースト [20]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | 冷気建築:水路 | あなたの水路 [20]《装備:9》 | ▼詳細 |
10 | 電撃護衛:クラウド | あなたのクラウド [20]《装備:10》 | ▼詳細 |
11 | 電撃建築:尖塔 | あなたの尖塔 [20]《装備:11》 | ▼詳細 |
12 | 冷気護衛:ビースト | あなたのビースト [20]《装備:12》 | ▼詳細 |
13 | カルマ冷気罠:水牢の罠 | 展示水槽:溺死 [20] | ▼詳細 |
14 | --- | --- | --- |
15 | --- | --- | --- |
16 | --- | --- | --- |
17 | --- | --- | --- |
18 | --- | --- | --- |
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29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |
次回の報酬ボーナス
売上均衡補正 | 7.4% |
---|---|
戦闘報酬均衡補正 | 7.4% |
明日の戦場
作戦開始……4時00分 第3ブロック 「紅い術導陣モース」
魔術が張り巡らされた場所。紅い光の回路が壁を走る
ID-1 大家 桐花 |
ID-2 カゲロウ |
ID-3 流浪の波風『ルティス』 |
ID-4 ペタン |
ID-5 トリヴェイル |
ID-6 ゾロトイバタン |
ID-7 セラフィーナ |
ID-8 焼却された紫の冠を頂く異邦の君 |
ID-9 フレデリク・ルース |
ID-10 ドラゴンフライ・スカイブルー |
ID-11 花と羽毛と群棲の魔王 |
ID-12 普通マジシャン |
ID-13 深追憶水族館『トリエステ』 |
ID-14 種を蒔く魔王『ノイ』 |
ID-15 電算の派遣魔王をする有澤 |
ID-16 ミスカ |
ID-17 『明星と堅牢の魔王』 |
ID-18 傾ぐ轡の魔王『ブレン』 |
ID-19 姿見せぬ魔王『リュゴヌー』 |
ID-20 『ゼス』 |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
ID-51 流浪の徳電撃護衛型勇者 |
ID-52 物語を喰らう山羊 |
ID-53 流浪のカルマ聖魔魔術型勇者 |
ID-54 流浪の徳物理治療型勇者 |
ID-55 すいか |
ID-56 骨の浮いた肋の勇者 |
ID-57 流浪の徳物理魔術型勇者 |
ID-58 ゾンビ |
ID-59 流浪のカルマ電撃護衛型勇者 |
ID-60 流浪のカルマ火炎魔術型勇者 |
ID-61 革命家コミー |
ID-62 流浪のカルマ電撃護衛型勇者 |
ID-63 流浪のカルマ物理魔術型勇者 |
ID-64 流浪の徳冷気治療型勇者 |
ID-65 流浪の徳火炎治療型勇者 |
ID-66 流浪の徳物理護衛型勇者 |
ID-67 流浪のカルマ聖魔治療型勇者 |
ID-68 古典的勇者『ああああ』 |
ID-69 沼沈めの勇者 |
ID-70 ピザ屋のメイドEX |
流浪のカルマ物理魔術型勇者 攻撃種別:カルマ物理魔術 習得魔法: ゲートオープン レベル :5 勇者情報:正体不明 |