第3週目 《老猫》の一週間
◆日記
「……魔王様、万一とは思いますが誤りのないことを確認していただきたく」
そう聞きながら手渡す今週分の発注書は、俺の心配とは打って変わって紙のように軽い。紙なんだから当たり前だ。
普段通りベッドを椅子代わりにした魔王様は至って涼しい顔で、書面に書かれた内容に視線を落としてもそれは何ら変わらない。
元よりさほど顔に出るような人ではないが、無理に何かを隠すような人でもない。と、俺は見込んでいるのだが。
「はい、間違いではありませんよ。今週の発注は油揚げを80袋、それに建築用の術陣を。
その日に売れそうな分だけ調理して、残りは冷蔵すれば大丈夫。それに、あなたたちのまかない分も兼ねてのその数です。
ずいぶん働いてもらうのに、これまでは満足な食事も出せませんでしたからね」
「ありがたきお心遣い、……いや、では、あるんですけど」
何の変更も加わることなく俺の手元に戻ってきた紙は、そのまま魔王様のご意志だ。
そこからどうにも言葉が続かず、俺はその書面を視線でなぞる。
はっきりと書き込まれた「80」の数字。
件の食物は今週のマーケットの中でも最高の品質ではあるが、何せ食品をこんなに買い込んで一度に捌けるはずはない。
それは魔王様も重々ご承知だろうから、先の確認をする意味なんて、言ってしまえば俺が安心できる以外は何もなかったんだが。
「冷蔵のための冷気は、私がここにいれば問題ありません。昔取った杵柄とはいえ、その程度はまだまだできますよ」
「やはり魔王様は魔女《ウィッチ》、零度の支配者であらせられる…!」
「まあ、昔はそんな呼び名を受けたこともありました。今そこまで仰々しく言うのは、あなたくらいですけれど」
魔王様は魔術に対する深い造詣を持つとともに、恐ろしきまでの氷の魔術の使い手でもある。このできそこないの世界の分類に照らすならば紛う事なきウィッチ。
今は魔王として店そのものの舵取りを行っているが、護衛として店舗で働くようなことがあればそれだけで反射氷晶円陣を動かす一角を担えることだろう。
魔王自身がサービス展開を行う魔王城も、この世界にはおいてはありふれている。
古来、魔王と勇者が対立していた時代。魔王城において行われる魔族の歓待《サービス》のクライマックスは、魔王そのものとの対決。血湧き肉躍る命のやりとりであったという。その名残なのかも知れない。
今となってはそんなことはもってのほかだ。最悪、魔王としての力――レガリアを剥奪され営業停止処分になってもおかしくない。
サービスは隠された意味を失い、文字通りのものになった。
料理を食べ休息する。道具を買う。祈りを捧げる。カジノで遊ぶ。
ダンジョンではなく街において行われていたと伝えられるあらゆることは、今や魔王城で行われる。もちろん、金のやりとりを伴って。
「油揚げというのも、昔に食べたものだけれど。あなたは食べたことがありますか?」
「俺にとっては未だ未知……! ただ、魔王様のような外の世界から来た魔王が持ち込んだ食べ物、ということだけを存じています」
「そう。美味しいものですよ、どんな汁と煮含めてもよく合って。料理したら一度、食べてみますか?
勇者としてここを訪れる方々は、どんな味付けが好きなのかしらね」
「あの、魔王様。それは……」
意識もせず自然に声を潜めていた。まだ勇者がやってくる時間でもなければ、他の魔王も来訪の予定はないというのに。
落ち着きを崩さず薄く笑みを浮かべた魔王様とは対照的に、俺の表情は硬いと自分ですらよくわかった。
他ならぬこの人がこうしているならば何も問題はないと分かっているのに。
「豆をすり潰してその汁を搾り、何らかの方法で固めた上で、薄く切って油で揚げる。
同じ方法を思いついているのは、それは不思議なことですけれども。
どこの世界でも、食べ物の美味しい食べ方というのも。それを求める人々の心というのも。変わらないのかもしれませんね」
述べ終われば話は終わりとばかり、魔王様はくるりと向きを変える。
ベッド備え付けのサイドテーブル、その上にある用紙とペン、それにインクへ手を伸ばして。
「少し待っていてくださいね。
発注のついでに、買ってきてほしいものがいくつかありますから。メモをご用意しますよ」
砂糖。醤油。卵。ひき肉。タマネギ。白菜。皿。鍋。フォーク。ナイフ。
まるで引っ越し当日の買い出しだ。魔王様の状況を思えば、まさに引っ越し間もないから仕方がない。
あの小屋にある使い古しの調理器具と一人分の食器では、働く護衛の分までの食事という魔王様の希望はとても叶えられないだろう。
発注書の代わりに買い物袋を両手に提げて帰路を急ぐ。一人の頃はさほど気にも留まらなかった魔王向けの商品宣伝が、今はいやに目につく。
「一瞬で広がる! 極熱砂ワールド」、最新の魔力式燃料、高品質サービスを行う護衛の短期派遣。
その中に、件の油揚げの広告もあった。ポスターに描かれた、魔王様と同じように獣の耳を持った女はビーストだろうか。それとも魔王のひとりなんだろうか。
油揚げ。ヒトのものならざる耳。身に湛えた氷の魔力。
「……わりとビーストでもあるかもしれないな、魔王様」
脳裏をよぎったのは初めて会った時のその姿だ。
見るからに弱りきった細い身体を助け起こして、俺はこちらを見つめるその眼の冷たさにぞっとしたのだった。
あれは俺を躊躇なくぶっ飛ばしていくカルマ勇者の眼にそっくりだった。あるいはまさに、あの時の魔王様は手負いの獣そのものだった。
そこから考えれば魔王様の取った手段は格段に穏やかだったが、今考えればきっとそれ以上も当たり前に用意していたんだろうな、とは察せる。
求められた通り、俺は今この世界と、俺の置かれた状況を説明した。
魔王様は魔王様自身のために取るべき行動と態度を理解した。
結果として俺は魔王様の従者になり、魔王様は俺の魔王になった。
それっきりあの眼を見ることはなくなったし、他の護衛に言ったところで信じてもらえたことはない。嘘だろって笑った奴は一発殴っておいた。
魔王様は今や誰の目から見ても、品性と智を備える徳の魔王だろう。
しかしその奥には隠しきれぬ獣性が眠っている。カルマと呼び得るだけの我を、おそらく常人よりは強く。
俺があの時目にしたのはきっとその片鱗に違いない。そう思っている。
魔王様に敵対的な者、例えば魔王抹殺派ならばそれを本性と呼ぶだろう。その害意こそが魔王という存在の核なのだと。
魔王と勇者が金ではなく命をやりとりした過去においてはそう本気で信じられていたらしい。だが現代ではもう、それはほとんど風化した話にすぎない。
魔王といえどももはやただの個人に過ぎず、その名前のみで善悪が決まるわけはない。
逆にだからこそ、魔王様が悪である、という可能性は消えないのだが。
「ただいま戻りました。数々の華々しき惹句に心惹かれ遅くなりましたこと、お許しを」
「おかえりなさい。重かったでしょう、誰か手伝いに行かせようかと思っていたんですよ」
人を見る目はあるかと聞かれて、はいと答えられるほど俺は自分に自信があるわけじゃない。
魔王様が俺をただ利用したいだけではないのかと言われて、はっきりと否定できるほど俺はその真意を掴んではいない。
だが俺はただ一点だけには、紛うことのない自信があるのだ。
魔王様がこの世界の「魔王」というものに、滅び行く世界を救う者に相応しいという俺の見込みにだけは。
そう聞きながら手渡す今週分の発注書は、俺の心配とは打って変わって紙のように軽い。紙なんだから当たり前だ。
普段通りベッドを椅子代わりにした魔王様は至って涼しい顔で、書面に書かれた内容に視線を落としてもそれは何ら変わらない。
元よりさほど顔に出るような人ではないが、無理に何かを隠すような人でもない。と、俺は見込んでいるのだが。
「はい、間違いではありませんよ。今週の発注は油揚げを80袋、それに建築用の術陣を。
その日に売れそうな分だけ調理して、残りは冷蔵すれば大丈夫。それに、あなたたちのまかない分も兼ねてのその数です。
ずいぶん働いてもらうのに、これまでは満足な食事も出せませんでしたからね」
「ありがたきお心遣い、……いや、では、あるんですけど」
何の変更も加わることなく俺の手元に戻ってきた紙は、そのまま魔王様のご意志だ。
そこからどうにも言葉が続かず、俺はその書面を視線でなぞる。
はっきりと書き込まれた「80」の数字。
件の食物は今週のマーケットの中でも最高の品質ではあるが、何せ食品をこんなに買い込んで一度に捌けるはずはない。
それは魔王様も重々ご承知だろうから、先の確認をする意味なんて、言ってしまえば俺が安心できる以外は何もなかったんだが。
「冷蔵のための冷気は、私がここにいれば問題ありません。昔取った杵柄とはいえ、その程度はまだまだできますよ」
「やはり魔王様は魔女《ウィッチ》、零度の支配者であらせられる…!」
「まあ、昔はそんな呼び名を受けたこともありました。今そこまで仰々しく言うのは、あなたくらいですけれど」
魔王様は魔術に対する深い造詣を持つとともに、恐ろしきまでの氷の魔術の使い手でもある。このできそこないの世界の分類に照らすならば紛う事なきウィッチ。
今は魔王として店そのものの舵取りを行っているが、護衛として店舗で働くようなことがあればそれだけで反射氷晶円陣を動かす一角を担えることだろう。
魔王自身がサービス展開を行う魔王城も、この世界にはおいてはありふれている。
古来、魔王と勇者が対立していた時代。魔王城において行われる魔族の歓待《サービス》のクライマックスは、魔王そのものとの対決。血湧き肉躍る命のやりとりであったという。その名残なのかも知れない。
今となってはそんなことはもってのほかだ。最悪、魔王としての力――レガリアを剥奪され営業停止処分になってもおかしくない。
サービスは隠された意味を失い、文字通りのものになった。
料理を食べ休息する。道具を買う。祈りを捧げる。カジノで遊ぶ。
ダンジョンではなく街において行われていたと伝えられるあらゆることは、今や魔王城で行われる。もちろん、金のやりとりを伴って。
「油揚げというのも、昔に食べたものだけれど。あなたは食べたことがありますか?」
「俺にとっては未だ未知……! ただ、魔王様のような外の世界から来た魔王が持ち込んだ食べ物、ということだけを存じています」
「そう。美味しいものですよ、どんな汁と煮含めてもよく合って。料理したら一度、食べてみますか?
勇者としてここを訪れる方々は、どんな味付けが好きなのかしらね」
「あの、魔王様。それは……」
意識もせず自然に声を潜めていた。まだ勇者がやってくる時間でもなければ、他の魔王も来訪の予定はないというのに。
落ち着きを崩さず薄く笑みを浮かべた魔王様とは対照的に、俺の表情は硬いと自分ですらよくわかった。
他ならぬこの人がこうしているならば何も問題はないと分かっているのに。
「豆をすり潰してその汁を搾り、何らかの方法で固めた上で、薄く切って油で揚げる。
同じ方法を思いついているのは、それは不思議なことですけれども。
どこの世界でも、食べ物の美味しい食べ方というのも。それを求める人々の心というのも。変わらないのかもしれませんね」
述べ終われば話は終わりとばかり、魔王様はくるりと向きを変える。
ベッド備え付けのサイドテーブル、その上にある用紙とペン、それにインクへ手を伸ばして。
「少し待っていてくださいね。
発注のついでに、買ってきてほしいものがいくつかありますから。メモをご用意しますよ」
砂糖。醤油。卵。ひき肉。タマネギ。白菜。皿。鍋。フォーク。ナイフ。
まるで引っ越し当日の買い出しだ。魔王様の状況を思えば、まさに引っ越し間もないから仕方がない。
あの小屋にある使い古しの調理器具と一人分の食器では、働く護衛の分までの食事という魔王様の希望はとても叶えられないだろう。
発注書の代わりに買い物袋を両手に提げて帰路を急ぐ。一人の頃はさほど気にも留まらなかった魔王向けの商品宣伝が、今はいやに目につく。
「一瞬で広がる! 極熱砂ワールド」、最新の魔力式燃料、高品質サービスを行う護衛の短期派遣。
その中に、件の油揚げの広告もあった。ポスターに描かれた、魔王様と同じように獣の耳を持った女はビーストだろうか。それとも魔王のひとりなんだろうか。
油揚げ。ヒトのものならざる耳。身に湛えた氷の魔力。
「……わりとビーストでもあるかもしれないな、魔王様」
脳裏をよぎったのは初めて会った時のその姿だ。
見るからに弱りきった細い身体を助け起こして、俺はこちらを見つめるその眼の冷たさにぞっとしたのだった。
あれは俺を躊躇なくぶっ飛ばしていくカルマ勇者の眼にそっくりだった。あるいはまさに、あの時の魔王様は手負いの獣そのものだった。
そこから考えれば魔王様の取った手段は格段に穏やかだったが、今考えればきっとそれ以上も当たり前に用意していたんだろうな、とは察せる。
求められた通り、俺は今この世界と、俺の置かれた状況を説明した。
魔王様は魔王様自身のために取るべき行動と態度を理解した。
結果として俺は魔王様の従者になり、魔王様は俺の魔王になった。
それっきりあの眼を見ることはなくなったし、他の護衛に言ったところで信じてもらえたことはない。嘘だろって笑った奴は一発殴っておいた。
魔王様は今や誰の目から見ても、品性と智を備える徳の魔王だろう。
しかしその奥には隠しきれぬ獣性が眠っている。カルマと呼び得るだけの我を、おそらく常人よりは強く。
俺があの時目にしたのはきっとその片鱗に違いない。そう思っている。
魔王様に敵対的な者、例えば魔王抹殺派ならばそれを本性と呼ぶだろう。その害意こそが魔王という存在の核なのだと。
魔王と勇者が金ではなく命をやりとりした過去においてはそう本気で信じられていたらしい。だが現代ではもう、それはほとんど風化した話にすぎない。
魔王といえどももはやただの個人に過ぎず、その名前のみで善悪が決まるわけはない。
逆にだからこそ、魔王様が悪である、という可能性は消えないのだが。
「ただいま戻りました。数々の華々しき惹句に心惹かれ遅くなりましたこと、お許しを」
「おかえりなさい。重かったでしょう、誰か手伝いに行かせようかと思っていたんですよ」
人を見る目はあるかと聞かれて、はいと答えられるほど俺は自分に自信があるわけじゃない。
魔王様が俺をただ利用したいだけではないのかと言われて、はっきりと否定できるほど俺はその真意を掴んではいない。
だが俺はただ一点だけには、紛うことのない自信があるのだ。
魔王様がこの世界の「魔王」というものに、滅び行く世界を救う者に相応しいという俺の見込みにだけは。
NEWS
隷獣魔王『アンデライト』 禁忌指定へ――乾いた静物の魔王『ネハジャ』 「遠くの階層の魔王さんが、禁忌指定にされたって。黙ってみているわけにはいかない……」 |
乾いた静物の魔王『ネハジャ』 「わたしは動かなくちゃいけない。わたしは強くならなくちゃ、強くなって皆を守らなくちゃ……」 |
乾いた静物の魔王『ネハジャ』 「でないと、わたしは皆から必要とされない気がして……売上も稼げないし、目立つこともできない……」 |
切り裂く紙片の魔王『ミモルド』 「禁忌選定委員会は暴走状態だ。『アンデライト』が世界を滅ぼすと決まったわけではない」 |
切り裂く紙片の魔王『ミモルド』 「メルサリアも動いている。彼を救出する作戦を組むはずだ。私も協力している」 |
徒花に灰を落とす魔王『セワ』 「グハハハハハー! 禁忌が何だっていうんだ!俺は無敵だぜ!」 |
徒花に灰を落とす魔王『セワ』 「パンチだ! キックだ! グハハハハハー!」 |
メルサリア 「どうも~メルサリアっす! 話は聞いていると思うっす!」 |
メルサリア 「『アンデライト』が禁忌指定されたっす! 全くの言いがかりっす!」 |
メルサリア 「救出作戦を組むっす! 7の週……いまから4週後に作戦を行うっす!」 |
メルサリア 「詳細は後程伝えるっす! 準備が必要っす! わたしも委員会の内部から切り崩していくっす!」 |
メルサリア 「今日は皆のサポートの一環として、100moneyの資金援助をするっす! これもカガクの力っす!」 |
◆訓練
知識の訓練をしました知識が16上昇した
◆破棄
◆送金
◆購入
老猫は油揚げを80個納入した!!(448money)
老猫は液状化砂風呂を3個納入した!!(135money)
老猫は天眼堂を2個納入した!!(80money)
◆作製
資金を100を投入した!!
連続強化!
連続強化!
鳥の羽20と鳥の羽21を素材にして廻る天球儀を作製した!!
◆レガリア決定
幻影跳梁 に決定!!
◆アセンブル
スロット1に天眼堂を装備した
スロット2に液状化砂風呂を装備した
スロット3にあなたのハーピィを装備した
スロット4にデストラクト・スクラップド・ビルドを装備した
スロット5にデストラクト・スクラップド・ビルドを装備した
スロット6に燃える砂を装備した
スロット7にキャッツ・クレイドルを装備した
スロット8にあなたのウィザードを装備した
スロット9に油揚げを装備した
スロット10にその眼に力宿せし者を装備した
スロット11に《煮える鍋の》アルフを装備した
スロット12に廻る天球儀を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆姉妹提携
◆意思表示設定
意志設定……通常営業
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
アクアトリエステ開架書庫の活動記録
『資料室』と書かれたドア看板の下に、『飲食厳禁 飲食はフードコートで』とか、『資料の外部持ち出し厳禁(館内は許可)』とか、そんなことが書いてある。
ここは水族館の資料室だ。あなたはここで様々な海の生き物の生態が書かれた本や、あるいは水族館職員のつけた記録を読むことが出来る。
――そして、この水族館には存在しないはずの、『人魚』という存在について、非常によく知ることが出来るだろう。
*知識全振りユニオン*
*ユニオン購入は独断脳死予定*
*細かいことは以下のURL*
http://midnight.raindrop.jp/trieste/union.html
ここは水族館の資料室だ。あなたはここで様々な海の生き物の生態が書かれた本や、あるいは水族館職員のつけた記録を読むことが出来る。
――そして、この水族館には存在しないはずの、『人魚』という存在について、非常によく知ることが出来るだろう。
*知識全振りユニオン*
*ユニオン購入は独断脳死予定*
*細かいことは以下のURL*
http://midnight.raindrop.jp/trieste/union.html
知識の訓練をしました
知識が1上昇した
知識の訓練をしました知識が1上昇した
知識の訓練をしました知識が1上昇した
知識の訓練をしました知識が1上昇した
知識の訓練をしました知識が1上昇した
リンジー 「……そりゃ水族館だもん。海を切り取って飾り立てた箱だよ、ここ」 |
リンジー 「【従者】。あのエラブウミヘビにタオルやって。噛まれないように」 |
スズヒコ 「承知いたしました。」 |
スズヒコ 「どうも、お嬢さん。ここは開かれた書庫、即ち出入り自由の場所です。」 |
スズヒコ 「ですけど、ここにあるものは水濡れ厳禁ですから。全て。身体を拭いてから上がってください」 |
ニーユ 「いっそ濡れても大丈夫なスペース作るほうが早くないですか?」 |
スズヒコ 「一理ありますね。それはあなたに任せますけど」 |
ニーユ 「ひ、人使いが荒い……」 |
リンジー 「いやー資料の秩序を守るのもかなり仕事だよ。我々かなり水槽の秩序も守らなきゃいけないから頑張らないとだよ。あとエラブウミヘビは毒があるから気をつけろよ」 |
ニーユ 「ちょっとくらいなら大丈夫です私は。あっ、何か飲食されたい方は外のフードコートでお待ちしておりますね」 |
エレ 「はじめまして。カフェ『アルテア』を営業している、エレと申します。」 |
インシオン 「インシオンだ。まあ、こいつのお守りみたいなもんだから、話があったら、こいつに声かけてやってくれ」 |
エレ 「この資料室は飲食禁止ですから、うちのコーヒーはお出しできませんね」 |
エレ 「フードコートに外からの飲食物をお持ちする事は可能でしょうか? もし大丈夫でしたら、皆さんにもコーヒーをお出ししたいのですが……あまりよろしくない事ですよね」 |
エレ 「もしコーヒーをお求めの方がいらしたら、お城までインシオンがデリバリーしますので、お声がけください」 |
インシオン 「まあ、あまり遠くまでは持っていけねえから、近い奴。頼むな」 |
老猫 「良かった。もう連絡は行っているのですね? 出入りの記帳か何か、必要かと思っていたけれど。 お邪魔します」 |
おおむねのタイトルに目を通し終わった辺りで振り返る。
ソルメティア、リンジーと順繰りに視線を向けて。
老猫 「そちらのお嬢さんのような方に関する本、などは? ここには人魚というものの本がたくさんあるようだけど、その内に入るのかしら」 |
ゆくしずさん 「ほう、これは壮観な場所じゃ! 妾の店の宣伝ついでに歩き回っておったが、このような場所は初めてじゃな!」 |
ゆくしずさん 「ううむ、美しいのう……♡」 |
マテウス 「(けっぷ)ここのフードコート中々いい感じですね。次はあれ食べよう…… あっしまった人がとてもいるじゃないですか。」 |
マテウス 「うみのいきものについて学べるらしいのでお邪魔致します。 おれは見ての通り陸のいきものなので、うみについて学べるのはありがたいですね。 皆様よろしくお願いいたします。」 |
マテウス 「そういえばこちらってくらげ、いるんでしょうか? 本でしか見たことないんですけれど、あれなんか不思議だって聞きまして。すごく興味があるんですよ。」 |
◆戦闘結果
戦闘結果は*こちら*
清算
明日の戦場
第11ブロック
来週の降水確率:3%
来週の風の向き:17%
マーブル=ビート |
マリー・ライオネット |
魔王ヴィオトルテとしもべ |
マルスタン・レウィス |
Neun |
七李カズ |
ノーカ・アストラ |
生首魔王 |
ラグウェルフ |
《老猫》 |
花売りと温床 |
"バナナ魔王" Leidra=Shinn |
悪戯狐のザラメ |
#000000 |
雇われ魔王16歳 |
比良坂こよみ |
微睡む御灯 |
--- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
モリスの乾いた足跡(まだ続いている)[徳冷気] |
凍えるほど熱い『ヘリエル』[カルマ火炎] |
モリスの乾いた足跡(まだ続いている)[徳冷気] |
踏みつぶされた夢製ゴーレム『ヌル』[徳電撃] |
踏みつぶされた夢製ゴーレム『ヌル』[徳電撃] |
凍えるほど熱い『ヘリエル』[カルマ火炎] |
凍えるほど熱い『ヘリエル』[カルマ火炎] |
モリスの乾いた足跡(まだ続いている)[徳冷気] |
踏みつぶされた夢製ゴーレム『ヌル』[徳電撃] |
『アンデライト』の嫌われた猫[徳物理] |
『アンデライト』の嫌われた猫[徳物理] |
『アンデライト』の嫌われた猫[徳物理] |
キャラデータ
名前
《老猫》
愛称
老猫
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プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・魔王 頭から獣の耳を生やした獣人とおぼしき女。 「ただの老猫に過ぎない」と己を名乗るその通り、決して若い年の頃とは見えない。 生まれながらの白髪は年を経て細く薄く地肌の色を透かし、同色の三角耳は自重を支えきれず常にいくらか垂れ下がる。 その身に抱えた魔力は衰えつつも未だ魔術師と名乗るに十分で、垂れかけた瞼に半ば隠れた氷色の瞳は鋭い光を保ち続けている。 高い塔、豪奢な建物、そうしたものを嫌い、たった四畳半ばかりの小さな小屋に住まう。 彼女の『魔王城』には巨大な天窓がしつらえられ、建物そのものが彼女の魔力により方々へと転移する。 ・従者 『煮える鍋の』アルフ。 燃え立つような赤毛に菫の瞳、人間とは見えぬ薄紫の血色を持つ肌を持つウィザード。 少年から青年へ差し掛かる年の頃。その仕草は演劇じみて大仰、口ぶりは迂遠かつ意味深。 二つ名の通り腹の中の怒りをすぐに吹きこぼし、彼なりの美学に基づく言動は理解者が少ない。 ―――― ・「ウィザード」を1箇所以上アセンブルする ・「尖塔」「ドラゴン」をアセンブルしない ・メッセ歓迎 ・連絡先:@Pitti1097 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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お城データ |
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ID | 種別 | 名前 | 在庫 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
1 | 冷気建築:氷室 | 四畳半の氷室 [20/---/---] 壮大値[965] 価格[35] 警戒値[102] 連続値[94] 防御属性[冷気] 防御値[87] 熱意値[51] 好感値[51] 予見値[128] 在庫[13] 追加効果[氷結付与] [冷気建築] *作者* | 13 | ▼詳細 |
2 | 電撃建築:電気床 | 四畳半の電気床 [20/---/---] 壮大値[702] 価格[35] 警戒値[59] 連続値[128] 防御属性[電撃] 防御値[87] 熱意値[128] 好感値[76] 予見値[17] 在庫[13] 追加効果[貫通付与] [電撃建築] *作者* | 13 | ▼詳細 |
3 | 物理商品:書籍 | あなたの書籍 [20/---/---] | 12 | ▼詳細 |
4 | 冷気護衛:ビースト | あなたのビースト [20/---/---] 攻撃値[78] 連撃値[5] 壮大値[526] 価格[29] 警戒値[85] 連続値[42] 防御属性[火炎] 防御値[17] 熱意値[42] 好感値[17] 予見値[42] 在庫[13] 追加効果[加速] [冷気護衛] *作者* | 13 | ▼詳細 |
5 | 聖魔護衛:ハーピィ | あなたのハーピィ [20/---/---]《装備:3》 攻撃値[61] 連撃値[5] 壮大値[175] 価格[22] 警戒値[42] 連続値[42] 防御属性[物理] 防御値[26] 熱意値[34] 好感値[34] 予見値[34] 在庫[13] 追加効果[加速] [聖魔護衛] *作者* | 13 | ▼詳細 |
6 | 火炎護衛:ウィザード | あなたのウィザード [20/---/---]《装備:8》 攻撃値[52] 連撃値[8] 壮大値[219] 価格[27] 警戒値[25] 連続値[51] 防御属性[聖魔] 防御値[43] 熱意値[85] 好感値[51] 予見値[51] 在庫[13] 追加効果[加速] [火炎護衛] *作者* | 13 | ▼詳細 |
7 | 徳火炎護衛:ウィザード | 《煮える鍋の》アルフ [20/減壮/---]《装備:11》 攻撃値[52] 連撃値[8] 壮大値[169] 価格[27] 警戒値[25] 連続値[51] 防御属性[聖魔] 防御値[43] 熱意値[85] 好感値[51] 予見値[51] 在庫[13] 追加効果[加速] [徳火炎護衛] *作者* | 13 | ▼詳細 |
8 | 徳火炎護衛:ウィザード | その眼に力宿せし者 [20/警戒/警戒]《装備:10》 攻撃値[56] 連撃値[8] 壮大値[235] 価格[65] 警戒値[67] 連続値[55] 防御属性[聖魔] 防御値[46] 熱意値[91] 好感値[55] 予見値[55] 在庫[11] 追加効果[加速] 資産投入[100] [徳火炎護衛] *作者* | 11 | ▼詳細 |
9 | 徳食物商品:食物 | 油揚げ [20/好感/好感]《装備:9》 | 79 | ▼詳細 |
10 | 徳聖魔商品:呪物 | 廻る天球儀 [21/連続/連続]《装備:12》 壮大値[191] 価格[28] 警戒値[28] 連続値[69] 防御属性[火炎] 防御値[28] 熱意値[27] 好感値[27] 予見値[56] 在庫[14] 資産投入[100] [徳聖魔商品] *作者* | 14 | ▼詳細 |
11 | 徳物理商品:書籍 | ももたろう [20/予見/---] | 5 | ▼詳細 |
12 | カルマ聖魔建築:秘密の部屋 | デストラクト・スクラップド・ビルド [20/好感/---]《装備:4》 | 2 | ▼詳細 |
13 | カルマ聖魔建築:秘密の部屋 | デストラクト・スクラップド・ビルド [20/好感/---]《装備:5》 | 4 | ▼詳細 |
14 | 徳火炎建築:熱砂 | 燃える砂 [20/好感/---]《装備:6》 壮大値[702] 価格[35] 警戒値[42] 連続値[42] 防御属性[火炎] 防御値[87] 熱意値[128] 好感値[148] 予見値[42] 在庫[3] 追加効果[幻影付与] [徳火炎建築] *作者* | 3 | ▼詳細 |
15 | 素材:素材 | 蜘蛛の糸21 [21/警戒/---] 価格[10] [素材] | 0 | ▼詳細 |
16 | 素材:素材 | 巨岩21 [21/壮大/---] 価格[10] [素材] | 0 | ▼詳細 |
17 | 徳火炎護衛:ウィザード | キャッツ・クレイドル [20/壮大/---]《装備:7》 攻撃値[52] 連撃値[8] 壮大値[269] 価格[27] 警戒値[25] 連続値[51] 防御属性[聖魔] 防御値[43] 熱意値[85] 好感値[51] 予見値[51] 在庫[2] 追加効果[加速] [徳火炎護衛] *作者* | 2 | ▼詳細 |
18 | 素材:素材 | 消火器22 [22/耐火/---] 価格[10] [素材] | ▼詳細 | |
19 | 徳火炎建築:熱砂 | 液状化砂風呂 [20/好感/好感]《装備:2》 壮大値[725] 価格[45] 警戒値[44] 連続値[44] 防御属性[火炎] 防御値[91] 熱意値[134] 好感値[174] 予見値[44] 在庫[3] 追加効果[幻影付与] 資産投入[20] [徳火炎建築] *作者* | 3 | ▼詳細 |
20 | 徳聖魔建築:霊堂 | 天眼堂 [20/予見/予見]《装備:1》 壮大値[1077] 価格[40] 警戒値[70] 連続値[95] 防御属性[聖魔] 防御値[90] 熱意値[61] 好感値[78] 予見値[172] 在庫[2] 追加効果[聖域付与] 資産投入[10] [徳聖魔建築] *作者* | 2 | ▼詳細 |
21 | 素材:素材 | ダイヤの指輪22 [22/高級/---] 価格[10] [素材] | ▼詳細 | |
22 | 徳電撃商品:電器 | 超電磁蛍光灯「ディーサイド」 [20/連続/好感] | 6 | ▼詳細 |
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