ENo.0017　阿山 煕＆阿山 ニール

四畳半・・・・に割り当てられた『空間』に何処からか飛ばされて来た異形の姿をした人物が二人・・・・否、四人が何やら話し込んでいる。


ヒカル「よしよし・・・・無事に到着したようやな？」

ニール「中々に大変事やったけどね・・・・こっちとしては・・・・」

ノア「ホンマ・・・・『時空の穴』に吸い込まれた時にはどうなる事やらと・・・・」

ネイ「だな・・・・冗談抜きで生きた心地がしなかったわ・・・・」

ヒカル「そうか・・・・慣れると案外楽し・・・・」

ニール「・・・・くないわっ！一度だけで懲り懲りやっ！！」

ヒカル「え～ニール・・・・そない怒らんでも？」

ノア「いやマジ・・・・ヒロ兄ちゃん・・・・勘弁して・・・・」

ネイ「正直・・・・あんなん慣れたくないわ・・・・ホンマに・・・・」

ヒカル「え～・・・・ま・・・・まぁ無事に到着したんや・・・・今まで『集めた情報』の検証も含めて色々と調べんとな？」

ニール「分かってるよ・・・・だから今回の『相方』は僕らに決めたんでしょ？」

ヒカル「おっ良く分かってるやん～」

ニール「まぁ・・・・最近は多少なりとも『魔法』が使えるようになったし・・・・色々と『情報』を纏めたのも僕等だからね・・・・」

ノア「まぁ俺たち以上の適任者は居ないって事だよな・・・・」

ネイ「まぁ純粋な戦闘力だけで選ぶって言うのなら『九郎（クロウ）』か『ペコロ』・・・・補欠で『カズ兄ちゃん』か『シロ兄ちゃん』あたりだよな・・・・」

ヒカル「正直・・・・俺としてはカズ兄ぃとシロの二人は勘弁だな・・・・あの二人が居ると暴走始まって収拾がつかなくなる」

ネイ「だな・・・・まぁヒロ兄ちゃんが言うレベルだからな・・・・巻き込まれたらシャレにならんわ・・・・」

ノア「確かにな・・・・てか九郎曰く・・・・過去に一緒にシロ兄ちゃん魔法の修行に付き合ったらえらい目に遭ったって言うてたな・・・・」

ニール「確か必殺級の魔法を使っては・・・・その都度、巻き込まれてたって言ってたね・・・・」

ヒカル「らしいな・・・・まぁそう言う事もあるし事情も分かっているって事で、お前らに白羽の矢が立ったって訳や」

ニール「まぁ・・・・その辺については納得はしているよ・・・・それに『コウ君達』はコウ君達で今は大切な時だからね？」

ノア「丁度、冬休み前・・・・もとい期末テスト寸前やからなぁ・・・・まぁ飛ばされた時間に戻される前提で俺達も来ているから『家庭教師』の件については問題ないだろうよ？」

ネイ「来年になったら高3やし高2とは言え・・・・そろそろ受験とかに響き始めるからなぁ・・・・」

ヒカル「だからこそ今回はコウ君達には声をかけ辺かったんやよ・・・・まぁ彼等には頑張ってもらいたいしなぁ？」

ニール「そうだね、それじゃあ・・・・そろそろ『準備』を始めますか？」

ノア「だな・・・・今までのノウハウを生かして上手くやって行こうな？」

ネイ「戦闘もとい魔法や罠の方は俺達の方で・・・・」

ヒカル「販売や交渉は俺がやるって事で・・・・」

ニール「作成とかはお互い上手く役割を分担して作って行くって感じで・・・・OKかな？」

ノア「だな・・・・それじゃあ・・・・」

ネイ「『魔王城』を・・・・」

ヒカル「『開店』させるでっ！」



ということで4人は『魔王』もとい『商売』はじめました。

とりあえず、つくっただけｗ