ENo.0082　花咲巴御前友則

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さて。話題を元の路線に戻しましょう。
もうちょっと明るい話題を選びたいですからね。

他のお城と違ってちょっと癖がある私のお城ですが、これに関して一言で言うならわかりやすいです。
非常に私が面倒になります。
というのも、本来ならば護衛という名前の人…人じゃないですけど、お手伝いしてくれるはずなのですが。
ここのお城は護衛は無機物というか背景です。

それはなぜか、というと。
相方がそういう護衛を雇ってくれないからです。
このおばか。

まぁ、私は平和に。平和に……過ごしたいですねぇ。
できるならこう、私の代わりに働いてくれるお方が……

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真昼の太陽ってなんです？

『これは単純なものでな。一言で言うなら外灯じゃ』

ああ、そういう。なんとなくわかる気がします。

『夜もかまわず照らすからのぅ。眩しくて叶わぬ』

夜くらい素直に電気消しませんか？

『来客があるからのぅ…いたしかたなしや』

笑顔を振るまう狐が置いた灯火。
炎は舞い笑顔を彩る。