ENo.0007　ニール・E・C・A・ウエザラル

「さて・・・・無事に着いたようだね？」

「あゝ・・・・まぁ座標は、もう完全に分かっているからな」

「だな・・・・まぁこの世界には実質、二度目・・・・いや三度目か・・・・まぁ物好きだよな俺達も」

「そうだね・・・・とは言え今回は『追加調査』・・・・今まで行った世界の『過去』・・・・しいて言うと『この前』の『調査』から『620年前』になるのかな？」

「それと・・・・『ヒロ兄ちゃん』と『コウ君達』が飛ばされた時から『120年前』らしいな？」

「中々の間が開いているな・・・・コウ君達が飛ばされた時と俺達が行った時とでは『500年』経っているのか・・・・」

「だね・・・・まぁこの『時代』に何があったのか・・・・『黄金の楔』のシステムが何時、作られたのか・・・・僕等自身が何があったか知りたくて今回も『自主的』に行ってるからね？」

「相変わらず『知識欲』には逆らえないってか・・・・『ニール』？」

「そう言うお前もだろ・・・・『ノア』？」

ノア「・・・・お前に言われたくねぇよ『ネイ』」

ニール「まぁまぁ・・・・二人とも・・・・『何度』も言うけどさ僕等は何だかんだで『同じ体』に、くっついてるんだし・・・・似たり寄ったりになるのは仕方ないと思うよ？」

ネイ「まぁな」

ノア「納得いかない部分もあるけどな・・・・」

ニール「はいはい・・・・まぁ今回の『追加調査』・・・・無理せずに頑張ろうね？」

ノア「了解っ！」

ネイ「ホント無理せずにな・・・・？」


と・・・・『三度』この『世界』へとやって来た、背中に『四枚の鳥のような翼』を生やし、後頭部から髪の毛の代わりに『植物の葉』が生え・・・・そして『三つの頭』・・・・もとい『顔』を持つ、どう見ても『人外』の『青年達』こと『ニール』、『ノア』『ネイ』の『三人』。

今回は自らの『知識欲』を満たす為に・・・・否、『追加調査』をする為に『この世界』へと訪れたのだが・・・・さて、どうも『今まで』とは色々と違うようで・・・・。

とは言え持前の『知識』や『経験』で何とか上手くやって行くだろう・・・・多分・・・・いや、きっとね？