ENo.0196　毛皮の無い白狼の魔王

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毛皮の無い白狼の魔王は四畳半の魔王城で目覚めの時を待っていた
ここでお金を稼ぐことがあなたの使命だ
明日から開店セールだ。これが最後の休息になるかもしれない
ただ今日だけは、嵐の日々が来るまでの、ひと時の休息を味わっていた……

NEWS

	乾いた静物の魔王『ネハジャ』 「おや、君も魔王を始めたんだね！　ようこそ、マネーと暴力の世界へ！」

	乾いた静物の魔王『ネハジャ』 「何でも聞いてよ！　わたしはちょびっとばっかり先輩だからね。君に負けないように、精いっぱい頑張るよ」

	切り裂く紙片の魔王『ミモルド』 「あなたたちには、まずお金を稼いでもらう。それだけを考えればいい」

	切り裂く紙片の魔王『ミモルド』 「ドゥルガー選抜試験は30週後に行われる。世界の破滅は15週後にやってくる」

	徒花に灰を落とす魔王『セワ』 「グハハハハハー！　簡単なことだ！」

	徒花に灰を落とす魔王『セワ』 「お金を稼いで、15週後にやってくるお客様に、リッチなおもてなし！　これだ！」

	？？？ 「どうも～禁忌選定委員会の者っす！　はじめまして！」

	？？？ 「いきなり衝撃の事実！　この委員会は魔王を消そうとしているっす！」

	？？？ 「あ、安心するっす！　組織は今分断状態っす！　わたしらは『魔王守護派』の者ですぜ」

	？？？ 「『魔王抹殺派』に反対する者たちっす！　奴らに先んじて、魔王を手厚く保護するっす！」

	？？？ 「申し遅れたっす！　わたしの名はメルサリア。カガクシャっすよ！」

	メルサリア 「バシバシサポートしていくっす！　決して、魔王の灯を絶やさせないっすよぉ！！」